渋谷まで30分以内で通うなら大倉山や菊名に加え、新横浜の中古マンションも安いという結果が出ています。
株式会社リクルート(東京都千代田区)が運営する「SUUMO(スーモ)ジャーナル」は、今月(2024年)8月20日に「渋谷駅まで電車で30分以内にある中古マンションの価格相場が安い駅ランキング」を発表しました。
調査は、渋谷駅まで電車で30分圏内の駅で、かつ駅徒歩15分圏内の中古マンションを対象とし、不動産情報サイト「SUUMO」に掲載された価格から中央値を算出し、安かった駅をランキング化したものです。
中古マンションのうち、「カップル・ファミリー向け」(築35年以内、専有面積50以上80平方メートル未満)のランキングでは、大倉山駅(4480万円)が11位となり、5万円の差で菊名駅(4485万円)は15位、そして東急新横浜線が開業した新横浜駅(4580万円)が20位に入りました。
トップとなった小田急小田原線・読売ランド前駅(2839万円)とは大きな価格差が開いていますが、東急東横線・新横浜線で20位以内だったのは港北区内の3駅のみ。
特に新横浜駅が渋谷まで約28分でアクセスできるようになり、中古マンション価格では比較的安いと判断されたことは、居住地としてより注目を集めることになりそうです。
なお、港北区内の駅では市営地下鉄グリーンラインの日吉本町駅(4830万円)が29位、日吉駅(4980万円)が34位に入っていました。
【関連記事】
・【前年の調査】菊名・妙蓮寺は「中古マンション」がお買い得? 東横線全21駅で安価トップ2(2023年12月22日)
・渋谷まで30分以内の家賃相場ランキング、「日吉本町」が6.8万円で8位(横浜日吉新聞、2024年8月26日、シングル向け賃貸でも菊名駅は11位に入っている)
【参考リンク】
・【渋谷駅30分以内】中古マンション価格相場が安い駅ランキング2024年。シングル向け、カップル・ファミリー向け、それぞれ1位は?(SUUMOジャーナル、2024年8月20日発表)