2024年は順位が若干上がっています。
「いい部屋ネット」ブランドでの仲介事業などを展開する大東建託株式会社(東京都港区)は今月(2024年)8月23日に「街の住みここち自治体ランキング」の全国版を発表し、港北区は全国で119位となり、前年の130位から順位を11上げました。
同ランキングは、47都道府県の自治体1890カ所(港北区など政令市が独自に設ける「行政区」も1自治体としてカウント)に居住する20歳以上の男女を対象に「住みここち」を尋ね、2019年から2024年までに回答した84万2238人の調査票を集計したもの。
総合順位では北海道の旭川に隣接する人口8400人超の「東川町」が全国のトップとなり、以下744位の長野県飯田市まで、生活や交通利便性、行政サービスなど8つの項目での順位も合わせて発表されています。
港北区は評点が68.4点(偏差値63.2)で総合順位が119位(前年130位)となり、「交通利便性」は81位(同99位)、「親しみやすさ」が97位(同102位)と高評価。
一方、「防災」では709位(同713位)、「行政サービス」が758位(同574位)とこれらの項目では居住者の満足度がきわめて低いという結果になっていました。
港北区は前年より総合順位こそ上がったものの、同じ横浜市内では総合13位の都筑区(前年21位)や同20位の西区(同32位)をはじめ、同57位の青葉区(同61位)、同72位の中区(同78位)、同98位の金沢区(同121位)にも引き離されている状態で、高いのか低いのか微妙な位置といえそうです。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
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・【前年の結果】港北区の「住みここち」順位は全国130位、神奈川県の最高位は都筑区(横浜日吉新聞、2023年8月29日)
・<住みここちランキング2024>大倉山が区内トップ、岸根公園と新羽も上昇(2024年5月17日、駅別では大倉山の評価が高い)
【参考リンク】
・街の住みここち「自治体ランキング <全国版>」(2024年)(大東建託株式会社、2024年8月21日発表)