悲願のアジア制覇へ今季の“ACL”は9月から始まります。
今大会から新たな枠組みとなる「AFCチャンピオンズリーグ(ACL)」で、横浜F・マリノスは来月(2024年)9月17日(火)に敵地の韓国でリーグステージの初戦が始まり、日産スタジアム(横浜国際総合競技場)では10月2日(水)を皮切りに来年(2025年)2月12日(水)までに4試合が行われます。
ACLは2024/25シーズンから最上位となる「AFCチャンピオンズリーグエリートエリート(ACLE)」(全24クラブ=日本の出場枠3)をはじめ、「AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)」(全32クラブ=日本の出場枠1)、「AFCチャレンジリーグ」(全20クラブ=日本の出場枠無し)の3階層に分けてそれぞれ優勝を争う形に変わりました。
日本からは「ACLE」にJ1リーグ優勝、天皇杯優勝、J1リーグ準優勝(2位)の3クラブ、次の階層となる「ACL2」にはJ1リーグ3位のクラブがそれぞれ出場し、もっとも下のAFCチャレンジリーグに国内クラブの出場枠は設けられていせん。
前年(2023年)のJ1リーグで2位だったF・マリノスはACLの最上位となるACLEへの出場枠を獲得しており、ACLへの出場は3年連続7回目となりました。
ACLEではアジアの東地区(日本・韓国・中国・タイ・オーストリアなど)と西地区(中東地域など)の各12クラブずつ2つに分かれてリーグステージ(1クラブあたり自国クラブ以外と計8戦)を戦い、各リーグの上位8クラブが「ラウンド16」へ進出できる形です。
F・マリノスは9月17日(火)から来年2月19日(水)までに韓国3クラブ、中国3クラブ、タイ、オーストラリアの8クラブと対戦が組まれ、10月2日(水)、11月6日(水)、11月27日(水)、2月12日(水)の4戦は日産スタジアムでの開催となりました。
前回の大会では決勝戦に進出したF・マリノスは、ホームの第1戦で勝利をおさめたものの、アウエーでは得点差をひっくり返されて準優勝に終わっており(※今大会は準々決勝以降は1試合制)、もう一歩のところで達成できなかったアジア制覇へ向け、J1リーグの合間を縫って重要な戦いが始まります。
横浜F・マリノス「ACLE」日程
- 9月17日(火)19:00:光州FC(韓国)戦(韓国・光州)
- 10月2日(水)19:00:蔚山HD(韓国)戦(横浜国際総合競技場)
- 10月22日(火)21:00:山東泰山(中国)戦(中国・Jinan Olympic Sports Center)
- 11月6日(水)19:00:ブリーラム・ユナイテッド(タイ)戦(横浜国際総合競技場)
- 11月27日(水)19:00:浦項スティーラーズ(韓国)戦(横浜国際総合競技場)
- 12月3日(火)17:00:セントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)戦(オーストラリア・Central Coast Stadium)
- 2025年2月12日(水)19:00:上海申花(中国)戦(横浜国際総合競技場)
- 2025年2月19日(水)21:00:上海海港(中国)戦(中国・Pudong Football Stadium)
(※)時間は日本時間、太字はホーム開催。東西リーグステージでの上位8クラブが進む「ラウンド16」はホーム&アウェイで3月4日・5日/11日・12日に開催、準々決勝以降は4月25日~5月4日にサウジアラビアで集中開催(シングルマッチ)
(※)国際試合のACLでは「日産スタジアム」の呼称は使えず、正式名である「横浜国際総合競技場」の表記を用いることになっていますが、港北区内では普段なじみの少ない名称で分かりづらいことから、記事中では日産スタジアムの表記を優先して使っています。
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・【前回大会】<F・マリノス>5万3千人集めACL先勝、アジア初制覇へ25日深夜に敵地で決着(2024年5月13日、敵地で敗れ準優勝となった)
【参考リンク】
・横浜F・マリノス「AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25リーグステージ 試合日程および会場決定のお知らせ」(試合日程)
・JFA「AFCチャンピオンズリーグエリート 2024/25 リーグステージ マッチスケジュール決定」(日本チームの試合日程、2024年08月17日)
・AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLエリート)(英語、AFCによる公式ページ)