新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

2024年夏、新横浜駅がもっとも混雑する日は8月10日(土)となりそうです。

JR東海やJR東日本などのJR各社は8月9日(金)から18日(日)まで「お盆期間」の予約状況を発表し、7月25日時点で首都圏から各地への列車は8月10日(土)に最多の予約が入っているとのことです。

「のぞみ」号が全車指定席となっても「ひかり」号には自由席が残るが、ひかり号はのぞみ号が停まらない静岡などの駅の乗客に加え、訪日外国人客用のパスで自由に乗れることもあって普段から混んでおり、ピーク時には自由席に乗り切れないほど混雑する列車も(資料写真、2024年5月新横浜駅)

東海道新幹線は7月25日時点で、期間中に新型コロナ以前2018年度よりも16%多い予約が入っているといい、昨年度と比べても26%多いといいます。

予約のピーク日は下り(首都圏→名古屋・大阪方面)が8月10日(土)、上りは12日(月・祝)となっていました。

新横浜駅から新大阪駅までの指定券販売状況を見ると、7月28日時点では新横浜駅を6時30分から14時ごろまでに出発する新大阪方面行「のぞみ」号と「ひかり」号の普通車指定席はほぼ売り切れている状態です。

8月9日(金)から18日(日)までの「のぞみ」号は全車指定席となる(JR東海・JR西日本の特設サイトより)

なお、8月9日(金)から18日(日)までの期間は「のぞみ」号に自由席の連結がなくなり、すべての車両が指定席となります。

ひかり」号や「こだま」号には従来通り自由席が連結されていますが、ピーク日には自由席の混雑でデッキ部分に乗るのがやっとといった状態の列車も見られます。

JR東日本の8月9日(金)から18日(日)までの予約状況=7月25日時点(ニュースリリースより)

一方、JR東日本では東北・秋田・山形・上越・北陸各新幹線で前年度と比べ7月25日時点で19%多い予約状況だといい、下り(首都圏→各地)は8月10日(土)、上りが14日(水)がピークになっており、上りは12日(月・祝)から18日(日)にかけて混雑が分散している傾向がみられるとのことです。

在来線では「ひたち」や「ときわ」といった常磐線方面への特急列車が前年比125%、「あずさ」や「かいじ」などの信州方面への特急列車は同120%と前の年より予約が多く、「踊り子」や「サフィール踊り子」など伊豆方面への特急列車が前年比112%となっていました。

最新の予約状況については「JRサイバーステーション」でJRの各列車の空席照会が可能です。

【参考リンク】

JRサイバーステーション(毎日6時~23時50分の時間帯にJR全列車の空席照会が可能)

JR東海「2024年度お盆期間の指定席予約状況について」PDF、8月9日~18日の予約状況=7月25日時点)

JR東日本「『お盆期間』の指定席予約状況のお知らせ」PDF、8月9日~18日の予約状況=7月25日時点)