【法人サポーター会員による提供記事です】自動車を愛用するドライバーや車の所有者から「信頼感」を得られるか――自動車や取り巻く環境のICT化の劇的な進展で、“自動車整備”業界の役割がさらに重要になりそうです。
国の定める基準にもとづいて自動車整備を行う、港北区と都筑区の事業者が集まる業界団体「神奈川県自動車整備 港北支部」は、先月(2023年)5月23日午後、対面形式では4年ぶりとなる「第20回通常総会」を開催。
会場となった新横浜グレイスホテル(新横浜3)には、約30人の会員や来賓が来館し、“4年ぶり”に集う総会の時間を共有しました。
総会の開始に先立ち、伊東孝幸支部長(有限会社新横浜自動車、大豆戸町)がまずはあいさつ。
今年1月から電子化された「車検証」や、来年(2024年)4月までが経過措置期間となっている「特定整備制度」、同10月より開始される自動車の電子的な検査(OBD検査)の開始といった時代の流れにも対応していく必要性を呼び掛けます。
“コロナ禍”からの少しずつの復活にあわせ、昨年(2022年)11月に開催される「第29回都筑区民まつり」にも参加することができたこと、また本部主催の交流行事は実施することができたことについても役員から報告。
今年度の事業計画や自動車使用者からの信頼感を高めるための定期点検整備の普及促進にも力を入れていくことなどについての決意を共有していました。
これまでは新横浜国際ホテル(新横浜3)南館マナーハウスを総会の会場としていましたが、同館の閉鎖に伴い、4年前とは異なるグレイスホテルでの初めての実施となりました。
電気自動車や水素自動車といった新たな自動車が誕生、自動車整備そのものや整備人材の獲得もより難しくなっていくことも予想されている上に、国際的な原油高やウクライナ情勢による資材高騰・部品不足といった予期せぬ事態も続いているといいます。
業界がより「一丸」となって変化に対応し、新たな会員を迎えていくことはもちろん、業務や情報伝達手段としてのIT化の促進やその活用も“待ったなし”の状況に差し掛かっているといえそうです。
(※) 記事の掲載内容については、直接「神奈川県自動車整備 港北支部」にお問い合わせください
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・車の困りごとは近所の認証工場へ、港北・都筑エリアのホームページが始動(2020年2月3日)※3年前の「新年会」についても掲載
【参考リンク】
・港北支部の2023(令和5)年「第20回通常総会」を4年ぶりに開催しました(同)
・役員・ごあいさつ(同)※総会で改選された新役員を紹介
・車検証が2023(令和5)年1月4日から「電子化」されICタグが埋め込まれます(同)
・神奈川県自動車整備 港北支部 会員(認証工場)ご紹介(同)※約120社・事業所が加入
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