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法人サポーター会員による提供記事です】「医療の分からない」をより分かりやすく伝えたい――新横浜に内科・呼吸器内科の新クリニックが誕生。レッツ・エンジョイ・ライフ(Let’s Enjoy Life)を理念に掲げ、新横浜の街とともに成長していくことを目指します。

新横浜駅前に新規開院する「きごクリニック新横浜」は優しさ感じる“木目調”にこだわった内装を採用している

新横浜駅前に新規開院する「きごクリニック新横浜」は優しさ感じる“木目調”にこだわった内装を採用している

あす(2023年)6月10日(土)、新横浜駅前の環状2号線沿いに建つ「富士火災横浜ビル」(新横浜2)に、内科と呼吸器内科を診療科目とする「きごクリニック新横浜」が新規オープン。

地域で頼れる「身近な医療機関」としての役割を果たすことを目標とし、日々の診療を行っていく予定です。

「きごクリニック新横浜」を立ち上げた院長の木越宏紀(きごしひろのり)さん石川県金沢市の出身。

院長の木越宏紀(きごしひろのり)さんは横浜労災病院や関東労災病院での勤務経験から新横浜での開業を決意したという(きごクリニック新横浜提供)

院長の木越宏紀(きごしひろのり)さんは横浜労災病院や関東労災病院での勤務経験から新横浜での開業を決意したという(きごクリニック新横浜提供)

東北大学医学部を2013(平成25)年に卒業した後、呼吸器外科を専門とし横浜労災病院(小机町)に着任します。

2018(同30)年には関東労災病院(中原区木月住吉町)で勤務、2021年には横浜市立大学附属市民総合医療センター(南区浦舟町)内の呼吸器病センターに着任し、翌2022年には再び横浜労災病院へ。

日本呼吸器学会(東京都文京区)認定の呼吸器専門医、日本呼吸器外科学会(京都市中京区)認定の呼吸器外科専門医、そして日本外科学会(東京都港区)認定の外科専門医としても専門性を高め、研鑽(けんさん)を積んできました。

「地元に貢献したい」と新横浜での開業を決意

研修医の時代から、横浜労災病院内にある寮(宿舎)に住んだこともあったという木越さん。

新横浜駅前の環状2号線沿い「富士火災横浜ビル」の地下1階に「きごクリニック新横浜」はある

新横浜駅前の環状2号線沿い「富士火災横浜ビル」の地下1階に「きごクリニック新横浜」はある

新横浜周辺で実際に暮らし、地元に貢献したいという思いがあり、この地での開業を決めました」と、まさに“駅前の一等地”ともいえる大型ビル内でのオープン準備を進めてきました。

呼吸器外科での勤務時代は、肺がんなど大きな手術に臨むことも多かった木越さんですが、「より身近な“地域のかかりつけ医”を目指し、内科呼吸器内科を診療科目とすることにしました」と、誰しも罹患しうる発熱風邪といった症状から、専門としてきた呼吸器全般に関する診療も行っていきたいと意気込みます。

看護師やスタッフのエントリーも、「これまでの医療つながりもあり、多くの“仲間たち”が手を挙げてくれました」と、日々の医療現場でも信頼関係を築いてきた多くの関係者が共に働く決意を抱いてくれたことについても、心からの感謝の想いを抱いているといいます。

2日間の内覧会は「盛況」、オープンは6月10日(土)

クリニックのオープンに先立ち、先週(2023年)6月3日と4日に実施した「内覧会」では、地域内外から約80人が来訪、これからの医療体制や同院が担うべき「役割」についても、多く来院者と情報を共有していました。

自慢の「CT検査機器」として、16列マルチスライスCT「アクイリオンスタート(Aquilion Start)」を導入。「受診当日にCT検査も可能です」と木越さんは意気込む

自慢の「CT検査機器」として、16列マルチスライスCT「アクイリオンスタート(Aquilion Start)」を導入。「受診当日にCT検査も可能です」と木越さんは意気込む

木越さんは、「心電図や肺活量などの呼吸機能検査機器X線検査機器に加え、院内でCT検査呼気NO検査、気道が狭くなっていないか評価できるモストグラフなどの機器も揃えました」と、これまで積んだ経験から必要と感じる検査機器を導入しています。

風邪症状や熱がある人を診察する専用の個室診察室(予約制)や“広め”の待合室、さらには待ち時間にリモート業務も行える電源・Wi-Fi付きのワークスペースも設置、「来院される皆様に、ファシリティ面でもご満足いただければ」と語ります。

リモート業務も行える電源・Wi-Fi付きのワークスペースも設置。「待ち時間を有効活用いただければ」と木越さんは語る(きごクリニック新横浜提供)

リモート業務も行える電源・Wi-Fi付きのワークスペースも設置。「待ち時間を有効活用いただければ」と木越さんは語る(きごクリニック新横浜提供)

自身、理念とする「レッツ・エンジョイ・ライフ」に則り、「普段はあまり身体のことを気にすることはないけれども、いざ不調になったときに相談できるクリニックとして、その存在を知ってもらえれば。『いったい誰に相談したらいいのか』、『何科を受診すればいいのだろうか』、『どんな検査を行って、治療にどのくらいの費用が掛かるのだろうか』といった医療の悩みや不安にも答えていきたいですね」と木越さん。

6月3日に行われた内覧会には故郷・石川県金沢市時代の多くの友人も激励に訪れていた

6月3日に行われた内覧会には故郷・石川県金沢市時代の多くの友人も激励に訪れていた

院のシンボルマークに描かれた、北の国の生きもの「ラッコ」。貝の代わりに“ハート”を包み込むかのイメージにしたという虹色のデザイン、その色が描く“多様性”の如くに、地域の頼れる「かかりつけ医」としての役割を、オープン日以降、新横浜の街を拠点に果たしていく考えです。

院のシンボルマークに描かれた「ラッコ」を包み込む虹色のデザインが目に鮮やか。「地域のかかりつけ医」として身近なクリニックを目指す

院のシンボルマークに描かれた「ラッコ」を包み込む虹色のデザインが目に鮮やか。「地域のかかりつけ医」として身近なクリニックを目指す

なお、同院の診療は月曜日火曜日と、木曜日から土曜日までの9時から13時まで(受付12時15分まで)と15時から19時まで(受付18時15分まで)。休診日は水曜日と土曜日の午後、日曜日と祝日を予定しています。

診療予約インターネットからが便利ですが、電話(045-620-0521)でも対応可能とのこと。

主な診療科目は内科と呼吸器内科になりますが、「長引く咳や、息が苦しい、熱がある、鼻水がでる、喉が痛い、また花粉症やアレルギー、いびきが気になる、ワクチンや予防接種、肺がんが心配な時や肺に影があると健診で言われた時、また生活習慣病などにも対応します。そのほかの症状でも、気になる症状は何でもご相談ください」(木越さん)とのことです。

)記事の掲載内容については、直接「きごクリニック新横浜」にお問い合わせください

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【参考リンク】

きごクリニック新横浜のサイト ※診療曜日・時間やアクセスもトップページに掲載

当院について(同)

診療のご案内(同)

法人サポーター会員:きごクリニック新横浜 提供)