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今週末(2023年)6月3日(土)と4日(日)は「相鉄・東急新横浜線」の開業後では初となる日産スタジアムのライブ横浜アリーナでのイベントが同時に開催される2日間となりました。

この2日間、日産スタジアムではミュージシャン・常田(つねた)大希さんらによる4人組のロックバンド「King Gnu(キングヌー)」のライブが両日とも18時から予定。

一方、横浜アリーナではアニメ「テニスの王子様」の声優陣が出演する7年ぶりとなるイベント「テニプリフェスタ2023」が企画され、土曜日は18時から、日曜日は12時と18時に2公演を予定。両日とも日産スタジアムのライブと開演時間が重なっています

“横浜線名物”ともいえる「混雑見込」のポスターが掲出されている(菊名駅)

JR東日本では両日とも最大で8万5000人が来場し、開演前の15時から17時30分と、終了後の21時から23時は駅や列車が混雑するとの告知ポスターを掲出。菊名と新横浜、小机の各駅では入場制限の可能性があるとのことです。

相鉄は6月3日(土)、4日(日)の両日に上下計5本の臨時列車を設定(相鉄公式サイトより)

開業後初めて日産スタジアムのライブ客輸送を担う相鉄・東急新横浜線では、相鉄が大和駅と西谷駅から新横浜行を計2本、21時36分以降に新横浜駅から西谷行と海老名行、大和行の計3本を臨時列車として設定。

東急は武蔵小杉・目黒・渋谷行の臨時列車を6本設定(東急電鉄公式サイトより)

東急電鉄は都心方面への帰宅客向け新横浜駅を20時12分に出発する武蔵小杉行をはじめ、武蔵小杉行の各駅停車を2本、目黒行の各駅停車も2本、渋谷行は急行2本を臨時列車として運行する計画です。

東急新横浜線は東横線方面へ直通する列車が少ないため、武蔵小杉駅までの区間運転便を増発し、横浜方面から来る東横線列車に乗り換えを促す(5月28日、新横浜駅)

また、横浜市営地下鉄ブルーラインもライブ終了後に臨時列車を運転する予定としています。

これまで日産スタジアムでの大型イベント終了後は帰宅客がJR横浜線に殺到し、新横浜駅では入場を一時制限するなどして対応してきましたが、新横浜線の開業でどこまで混雑が緩和されるのかが注目されます。

なお、新横浜線の改札口は地下鉄ブルーラインと同じ地下2階にあり、地下通路はすべてつながっているため、新横浜に9つある地下出入口はすべて両路線の改札口へアクセスすることが可能です。

【関連記事】

・【前年記事】5月の「日産スタジアム」は賑やかに、14~15日は久々の有観客ライブ(2022年5月2日)

・【過去記事】5月28日(日)はBリーグ決勝とF・マリノス戦、東急新横浜線に臨時列車10本(横浜日吉新聞、2023年5月26日、東急新横浜線はたびたび臨時列車を運行している)

【参考リンク】

2023年6月3日(土)、6月4日(日)新横浜駅周辺でのイベント開催に伴う相鉄線の臨時列車の運行について(相鉄、2023年5月29日、新横浜線での臨時列車は初とみられる)

東急電鉄「イベント開催に伴う東急新横浜線・東横線・目黒線の臨時増発列車について」(5月26日現在)

ブルーライン臨時列車の運行について(横浜市交通局、2023年5月27日)