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世界トップレベルの「車いすバスケ」銀メダリストトレッサに初登場、3人制大会で対戦しその魅力を来場者にリアルに伝えます。

世界トップレベルの「車いすバスケ」アスリートがトレッサ横浜に初登場する(千葉での第1回大会、Push Up実行委員会提供)

世界トップレベルの「車いすバスケ」アスリートがトレッサ横浜に初登場する(千葉での第1回大会、Push Up実行委員会提供)

今週末(2023)年4月22日(土)、師岡町にあるトレッサ横浜北棟リヨン広場で、3人制「車いすバスケットボール」大会「プッシュアップ横浜(Push Up Yokohama)」(Push Up実行委員会主催)が初めて開催されることになりました。

「プッシュアップ」は、東京2020オリンピックで正式種目となった3対3で行うバスケットボール「3×3(スリー・エックス・スリー)」の公式大会として位置付けられており、FIBA(国際バスケットボール連盟)の公式ルールに則って開催される、車いすバスケットボールのトーナメント大会として行われるといいます。

「東京2020パラリンピック」車いすバスケットボール競技の銀メダリストとして活躍した鳥海連志選手、地元・港北区菊名出身古澤拓也選手らがキャプテンとして率いる5つのチームが、リーグ予選からトーナメント戦を行い王者を決定する方法でのイベントを実施する予定です。

5人のチームキャプテンが率いる5チームが熱戦を展開する(Push Up実行委員会提供)

5人のチームキャプテンが率いる5チームが熱戦を展開する(Push Up実行委員会提供)

開催当日は、12時50分に開会式、13時から第1試合がスタート。15時5分からは準決勝、16時10分からは3位決定戦、16時30分からは決勝戦、16時50分から表彰式の開催を予定しています。

大会開催前の11時から開会式までの間、一般の人が参加できる「車いすバスケ」の無料体験会や、試合の合間となる14時45分と15時50分からは、試合の合間となる約20分間の枠内で、“参加型”で楽しめるという「アトラクション」タイムも設けられるとのこと。

なお同大会は、昨年(2022年)10月に千葉みなとさんばしひろば(千葉市中央区)で初開催され、今回の開催で2回目の実施になるといいます。

「東京2020パラリンピック」を沸かせた全国的著名度を持つ選手が登場する、新しいスタイルでの大会開催ということもあり、地域内外からの熱い視線が寄せられるイベントとなりそうです。

【当日の様子】

初めてトレッサ横浜で開催された「プッシュアップ横浜(Push Up Yokohama)」大会

初めてトレッサ横浜で開催された「プッシュアップ横浜(Push Up Yokohama)」大会

体験会を終えて12時50分からのオープニングとなりました

体験会を終えて12時50分からのオープニングとなりました

地元・古澤選手が登場すると大きな拍手が送られていました

地元・古澤選手が登場すると大きな拍手が送られていました

試合開始前にキャプテンとしてのコイントスに臨んでいました

試合開始前にキャプテンとしてのコイントスに臨んでいました

迫力あるプレーに大きな歓声も

迫力あるプレーに大きな歓声も

1試合目から多くの観客が訪れていました

1試合目から多くの観客が訪れていました

2階からの「特等席」とも思える眺め

2階からの「特等席」とも思える眺め

フリースローに臨む古澤選手

フリースローに臨む古澤選手

日本、そして世界のトップレベルの選手たちが躍動していました

日本、そして世界のトップレベルの選手たちが躍動していました

会場内には試合中もDJが流す音楽で盛り上げも

会場内には試合中もDJが流す音楽で盛り上げも

サイン入り本やグッズも販売されていました

サイン入り本やグッズも販売されていました

カラフルなオリジナルTシャツも販売

カラフルなオリジナルTシャツも販売

選手との近さも「3×3」の魅力。観客の拍手がより選手にリアルに届いているかのようでした

選手との近さも「3×3」の魅力。観客の拍手がより選手にリアルに届いているかのようでした

「体験型アトラクション」も試合の合間に行われていました

「体験型アトラクション」も試合の合間に行われていました

いよいよ準決勝第一試合。選手たちが揃(そろ)って記念撮影

いよいよ準決勝第一試合。選手たちが揃(そろ)って記念撮影

「ゴール」が決まる瞬間はバスケットボールらしい感動極まるシーンに映ります

「ゴール」が決まる瞬間はバスケットボールらしい感動極まるシーンに映ります

5人制とは異なりゴールは1つ

5人制とは異なりゴールは1つ

残念ながら「予選敗退」となってしまった古澤選手は最後にゲストとして中継席に

残念ながら「予選敗退」となってしまった古澤選手は最後にゲストとして中継席に

決勝戦に臨む選手たちの表情は緊張そのもの

決勝戦に臨む選手たちの表情は緊張そのもの

いよいよ最後の試合がスタート

いよいよ最後の試合がスタート

激しいプレーが展開されていました

激しいプレーが展開されていました

「東京2020パラリンピック」銀メダリストの鳥海選手のドリブルやボールさばきにも注目が集まりました

「東京2020パラリンピック」銀メダリストの鳥海選手のドリブルやボールさばきにも注目が集まりました

体当たりするかの迫力シーンが眼前に

体当たりするかの迫力シーンが眼前に

息を飲むかのシーンも数多く見られていました

息を飲むかのシーンも数多く見られていました

優勝決定の喜びを分かち合う選手たち

優勝決定の喜びを分かち合う選手たち

表彰シーンも歓喜に包まれていました

表彰シーンも歓喜に包まれていました

試合を「戦い遂げた」選手全員で大会の成功を祝し記念撮影

試合を「戦い遂げた」選手全員で大会の成功を祝し記念撮影

最後に、今回の出場メンバーの多くが所属するチーム創設50周年の5人制車いすバスケットボールチーム「パラ神奈川SC」が、名称を「神奈川ヴァンガーズ(VANGUARDS)」に変更したことを“地元”で報告

最後に、今回の出場メンバーの多くが所属するチーム創設50周年の5人制車いすバスケットボールチーム「パラ神奈川SC」が、名称を「神奈川ヴァンガーズ(VANGUARDS)」に変更したことを“地元”で報告

まずは副キャプテンの古澤選手があいさつ

まずは副キャプテンの古澤選手があいさつ

キャプテンの鳥海選手は「チーム名、ロゴ、ユニフォーム、全て新しくなりました。赤い色のグッズを身に着けて応援に来てもらえたら嬉しい」と語っていました

キャプテンの鳥海選手は「チーム名、ロゴ、ユニフォーム、全て新しくなりました。赤い色のグッズを身に着けて応援に来てもらえたら嬉しい」と語っていました

この日の試合やセレモニーは全て終了。選手たちは多く来場したファンたちとの別れを惜しんでいました

この日の試合やセレモニーは全て終了。選手たちは多く来場したファンたちとの別れを惜しんでいました

「プッシュアップ横浜」は無事終了。創設メンバーで実行委員会の西村元樹選手、鳥海選手、岡田慧さんが最後に記念撮影。トレッサでもいつか「またの再会」を

「プッシュアップ横浜」は無事終了。創設メンバーで実行委員会の西村元樹選手、鳥海選手、岡田慧さんが最後に記念撮影。トレッサでもいつか「またの再会」を

)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です

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【参考リンク】

「Push Up Yokohama」公式インスタグラム(同実行委員会)※イベント詳細や当日のスケジュールなど

神奈川VANGUARDS(ヴァンガーズ)presents 3×3トーナメント「Push Up」(トレッサ横浜)※実行委員会の西村元樹さんは神奈川ヴァンガーズ代表、鳥海選手や古澤選手も同チームに所属している

3人制のバスケ「 3×3(スリー・エックス・スリー)」(日本バスケットボール協会)※ルール説明など