来年(2023年)1月4日(水)に横浜市営バスの新横浜駅や新羽駅、仲町台駅、センター南駅、中山駅北口などを発着する一部路線でダイヤ改正が行われます。
横浜市交通局がこのほど詳細を発表したもので、「300系統」「73系統」「80系統」などの路線では運行形態が大きく変更されることになりました。
新横浜駅の発着路線では、「300系統」(新横浜駅~日産スタジアム~港北インター~新開橋~仲町台駅)が新開橋付近(IKEA港北付近)で2系統に分割されます。
新横浜駅側では、都筑区川向町の再開発地「南耕地(みなみこうち)地区」に停留所を新設したうえで、東方町や折本町などを経由して結ぶ循環路線「96系統」を新たに設け、1時間に1本から2本程度を運行。平日の朝と夕方には新羽駅へも乗り入れます。
一方、仲町台駅側では、今年6月にオープンした「都田(つだ)地区センター・ケアプラザ」を経由し、新開橋や東方町、折本町などをワゴン車で結ぶ「600系統」が新設されます。
市交通局によると、平日朝の時間帯にはワゴン車では乗車できないおそれがあるため、1往復のみ「300系統」を残す予定。
なお、東方町や折本町で96系統と600系統を乗り継ぐ場合の運賃割引を設ける予定は現時点で無いとのことです。
新羽駅の発着路線では、「緑産業道路」を経由して中山駅北口を結ぶ「28系統」が新たに設けられます。
市交通局によると、これは現在運行している「41系統」のうち、「ららぽーと横浜」の施設内まで乗り入れている便を置き換える路線だといい、41系統でも改正を行う予定です。
新設される28系統は、緑産業道路沿いに「ららぽーと横浜」のバス停を移動するほか、その前後には「梅田橋西」と「佐江戸中央」の2停留所を新設。
緑産業道路沿いの佐江戸町と池辺町にバス停が増えることになるため、周辺の企業や工場などでは利便性が高まりそうです。
このほか、センター南駅の発着路線では、「73系統」の中山駅前への乗り入れを止め、都筑ふれあいの丘駅や佐江戸、川和町など経由する循環路線に変更。
「80系統」(センター南駅~中山駅北口)は佐江戸から中山駅北口間で経路が変わり、貝の坂や青砥経由は止め、地蔵尊前や中山橋を通る形となります。
今回の改正後の時刻表は12月17日(土)ごろに掲出を予定しているとのことです。
【関連記事】
・東方町や折本町で「ワゴン車」バス実験運行、減便が続く赤字路線を補完(2022年12月27日)※リンク追記
・港北IC近くの再開発地「南耕地」へ新横浜駅・新羽駅から新バス路線を計画(2022年10月17日)
・ららぽーと横浜への「シャトルバス」終了へ、鴨居駅やIKEAを結ぶ(2022年2月2日、ららぽーと横浜へのバス路線は減る傾向にあった)
【参考リンク】
・横浜市営バス「73系統・80系統・300系統の運行計画変更について」(2023年1月4日実施)