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Jリーグ優勝の「シャーレ(銀皿)」が3年ぶりに本拠地へ戻ってくると同時に、英プレミアリーグの「優勝トロフィー」を世界各地で展示するツアーの時期がちょうど重なり、日本と欧州サッカーの優勝記念品を日産スタジアム前に並べるというめずらしい機会が今週(2022年)11月9日にありました。

日産スタジアムの東ゲート前に並べられたJリーグの優勝「シャーレ」(左)と英プレミアリーグの優勝「トロフィー」(11月9日)

これは、横浜F・マリノスが先週11月6日(土)に神戸の最終戦でJ1リーグの優勝を決めて3年ぶりにシャーレを獲得した時期と、前シーズンに優勝した英プレミアリーグの「マンチェスター・シティFC」のトロフィー・ツアーによる日本訪問が重なっていたことによるもの。

マンチェスター・シティFCを運営する「シティ・フットボール・グループ」は2014(平成26)年からF・マリノスと提携していることもあり、日産スタジアムに日英両チームの優勝記念品を並べての記念撮影が行われました。

東ゲート前広場での記念撮影には、F・マリノスのOBでクラブシップ・キャプテンとしてチームを後押しする栗原勇蔵さんが参加し、マンチェスター・シティからはチームOBで元英国代表ショーン・ライト=フィリップスさんが来日。

カメラマンの要望に応えてシャーレを持ち上げる栗原さん(左)とトロフィーを持ち上げるライト=フィリップスさん

初めて日本に来たというライト=フィリップスさんは「日産スタジアムは思ってたより大きく驚いた」といい、F・マリノスに対して「4年間で二度の優勝は素晴らしい」とエールをおくります。

栗原さんは優勝記念品を前に「シャーレだけでもすごいのに2つが並んだ姿を見て感激している」と話し、自身が引退した2019年以来となる優勝について「(今のメンバーは)後輩ながら頼もしく格好いい」と今シーズンの戦いを振り返っていました。

この後、プレミアリーグの優勝トロフィーはあす11月12日(土)に品川区大崎のフットサルコート「シンクパークアリーナ」で行われる「サッカー・フェスティバル」で公開される予定。

一方、Jリーグのシャーレ11月13日(日)に横浜赤レンガ倉庫で開かれるF・マリノスの「J1リーグ優勝報告会」の場などで披露される予定です。

前回優勝した2019年12月には2日間にわたってシャーレや記念品の展示が港北区役所で行われ、両日とも大行列ができていた(2019年12月25日)

2019年の優勝時には、港北区役所でシャーレや各種優勝記念品などが2日間にわたって展示され、地元のファンが間近で見られる機会も設けられており、今回も実施を期待したいところです。

【関連記事】

・【前回優勝時の記事】15年ぶりの感動を共有、港北区役所でF・マリノスの「優勝シャーレ」公開へ(2019年12月20日)

【参考リンク】

11月13日(日)14:00~15:00開催「J1リーグ優勝報告会開催のお知らせ」(横浜F・マリノス)

マンチェスター・シティFCの日本での「トロフィー・ツアー」について(2022年11月12日に東京・大崎で開催予定)