横浜F・マリノスは今月(2022年)10月29日(土)に日産スタジアムでは今シーズン最後となる浦和レッズ戦に臨み、新型コロナウイルス禍後では最多となる4万6387人の観衆を集めました。
2020年春に始まったコロナ禍では、リーグ中断後、無観客の2試合を経て同年7月に定員5000人に絞って日産スタジアムでの有観客試合を開始。徐々に制限が緩和され、昨年12月4日の川崎フロンターレとの最終戦では観客数が3万人を突破。
2月19日に始まった2022年シーズンも7月30日の鹿島アントラーズ戦と10月8日のガンバ大阪戦で3万人を超えていましたが、4万人を超えたのはコロナ禍前の2019年12月7日にリーグ優勝を決めたFC東京戦(6万3854人)以来となります。
10月29日の本拠地最終戦は、同日時点で首位の横浜F・マリノスがこの試合に勝ち、2位の川崎フロンターレが敗れるか引き分けるとリーグ優勝が決定するということもあり、NHK総合テレビが生中継するなど注目を集めた一戦。
F・マリノスは浦和レッズを相手に4対1で快勝しましたが、同時刻に行われた試合で川崎が勝ったためこの日の優勝はなくなり、今週11月5日(土)にアウエーで行われるヴィッセル神戸戦に勝てば優勝が決まることになっています。
なお、F・マリノスが引き分けて川崎が勝利した場合は「勝点」で並びますが、得失点差でF・マリノスが優位な状況です。両チームとも敗れた場合もF・マリノスが優勝となります。
試合後は最終戦セレモニーも行われ、ケヴィン・マスカット監督が「次の試合に向けてやるべきことはひとつ。しっかりタイトルを掴み帰ってきたい」とファンに向けてあいさつました。
また、日産スタジアムの西ゲートなどの近くに設置されたビジョンには、「来週の神戸戦 そして来シーズンも応援をよろしくお願いします」とのメッセージが掲出されていました。
F・マリノスは11月5日(土)のリーグ最終戦後、11月12日(土)にファン感謝イベント「トリコロールフェスタ2022」をオンラインで開催し、同28日(月)には国立競技場でイタリア・セリエAの「ASローマ」とのフレンドリーマッチに挑む予定となっています。
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【参考リンク】
・横浜F・マリノスの公式サイト(試合情報・結果など)
・2023シーズン 席割・チケット価格について(来シーズンも全席指定で開催予定)