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町田市の小さな源流小机や新横浜では大河に変わる「鶴見川」。その全体像を学べる機会です。

国土交通省の京浜河川事務所が運営する地域防災施設「鶴見川流域センター」(小机町)は、今月(2022年)9月28日(水)の19時30分から「生きもののにぎわいとグリーンインフラ」をテーマにオンライン講座を生配信の形で開きます。

2022年9月28日(水)の19時30分から開かれるオンライン講座「生きもののにぎわいとグリーンインフラ」の案内チラシ(鶴見川流域ネットワーキングのページより)

小机・新横浜では新横浜公園の多目的遊水地をはじめとした治水対策が行われているように、東京都町田市の北部に位置する鶴見川の源流域では、1000平方メートル規模の森が残り、最源流部では40ヘクタールにおよぶ「源流保水の森」として保全活動が行われています。

今回の講座では東邦大学の地理生態学研究室で教授をつとめる長谷川雅美さんと、鶴見川下流域で育った慶應義塾大学名誉教授岸由二さんが登壇し、グリーンインフラの創出による治水のあり方と鶴見川の事例を語り合います。

今回の講座は、鶴見川流域を水害の被害から守るため、1980(昭和55)年以降40年超にわたり行われてきた「鶴見川流域水マスタープラン(略称:水マス)」について学ぶ連続講座の一環としてオンラインで開催。

鶴見川流域水マスタープラン(略称:水マス)の公式ページでは源流域から下流域まで鶴見川の姿を知ることができる(同ページより)

10月以降も講座が予定されており、10月26日(水)に「関東大震災から99年~イザというときの備え」、11月25日(金)に「子どもたちを地球につなぐ~センスオブワンダー」、12月16日(金)に「地球温暖化時代にどうなる鶴見川」のテーマで行われる予定です。

いずれもオンラインで生配信されるほか、一定期間は見逃し配信も行われます。参加は事前申込が必要で、申込後に配信アドレスが通知されるとのことです。

【参考リンク】

2022年9月28日(水)夜開催「水マス学校【第4回】生きもののにぎわいとグリーンインフラ」の案内と申し込み(鶴見川流域ネットワーキング)

鶴見川流域水マスタープラン(略称:水マス)(鶴見川の全体像など分かりやすい解説も)

鶴見川流域センター(小机町)