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【レポート】2022年夏休み最後の週末、新横浜と篠原エリアで夏祭りが行われ、3年ぶりとなる夜店や盆踊りに浴衣姿の子どもたちの笑顔がはじけました。

先週(2022年)8月26日(金)から28日(日)にかけて、新横浜駅前篠原八幡神社(篠原町)で夏祭りが開かれ、多くの地域住民が訪れました。

開場前に200人以上が行列した新横浜

新横浜駅前の西広場では、26日(金)と27日(土)の夜に20回目となる「新横浜盆おどり」(新横浜町内会や新横浜自治会、アデニウム新横浜自治会などによる実行委員会主催)が3年ぶりに開かれ、両日とも会場はあふれんばかりの人で賑わいました。

入場口では手指消毒と検温を実施したこともあり、両日とも時間帯によっては入場までに15分から20分にわたって並ぶことも(8月26日)

金曜日の夜にも開催するため、会社帰りの人の姿も見られるのが新横浜盆おどりの特徴(8月26日)

特に27日(土)は17時の開場前から会場を囲むように200人以上が待機列を成し、手指の消毒と検温を経て入場するまでに15分から20分かかる時間帯も。かき氷や焼きそばなどの模擬店には開場早々に長い行列ができていました。

会場では26日(金)に予定されていた篠原中学校による演奏は急きょ中止となりましたが、27日(土)はよさこいチームの「K-one動流夢(ケーワンドリーム)」や和太鼓教室「TAIKO-LAB(タイコラボ)」が出演。

K-one動流夢(ケーワンドリーム)の演舞では子どもの飛び入り参加も(8月27日)

かき氷や焼きそばなどの模擬店は開場早々に長い列ができていた(8月27日)

K-one動流夢(ケーワンドリーム)の演舞では、飛び入り参加もできる企画となっており、子どもたちが鳴子を手に興味津々で踊る姿も見られました。

盆踊りは、東京音頭や炭坑節、ズンドコ節といった定番曲に加え、「港北音頭」や「菊名音頭」といった地元曲、「ダンシングヒーロー」や「ビューティフルサンデー」などの歌謡曲も交え、やぐらを回りながら百人以上が踊りの輪に加わりました。

踊る年齢層が幅広く、子どもから大人まで誰でも飛び入りですぐ輪に加わることができるのも「新横浜盆おどり」の特徴(8月27日)

27日(土)は21時の終了時間が近づくにつれて地元の参加者が多くなり、年齢層を問わず子どもから大人まで振付を熟知した見事な踊りを披露。音楽と電灯が一時的に停止するトラブルに見舞われても太鼓とカネの音で踊り続け、より大きな盛り上がりを見せていました。

「ねんりんピックかながわ2022」の広報キャラバン隊リーダーの波戸(はと)康広さんがクイズなどで大会をPRした(8月27日)

また、会場には今年11月12日(土)に総合開会式が横浜アリーナで開かれる「ねんりんピック(全国健康福祉祭)かながわ2022」の広報キャラバン隊も来場し、リーダーをつとめる元横浜F・マリノスの波戸(はと)康広さんの司会でクイズ大会や、同大会の「オリジナルソング・ダンス」の紹介も行われています。

篠原八幡では圧倒的な数の「露店」

2019年までは毎年8月下旬に行われてきた篠原八幡神社の「例大祭」。3年ぶりとなった今回は「奉納演芸」を中止としたものの、27日(土)と28日(日)の夕方から夜にかけて参道に露店が並びました。

今年は例大祭に合わせて夜店が並んだ篠原八幡神社(8月27日)

27日(土)の夜には、約30の露店に小学生や中学生を中心に長い列ができ、身動きできないほどに参道が混んでいる時間帯も。

今回は境内で音楽や踊りの披露(奉納演芸)はなかったものの、今年行われた区内の夏祭りでは圧倒的な数が並ぶことになった露店に目を輝かせる小・中学生の姿が目立っていました。

約30の露店が並び、長い行列ができていた(8月27日)

歩きづらいほどに参道が混雑している時間帯もあった(8月27日)

新横浜と篠原八幡神社で“夏祭り”が同時に開催されることになった27日(土)は、篠原町周辺の住宅街で親子連れや子どもの姿を多く見かける夏の夜となりました。

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