新横浜のアジサイが色鮮やかに初夏を彩ります。
新横浜町内会(金子清隆会長)は、新横浜二丁目北側交差点から横浜労災病院入口交差点までの「新横浜中央通り」と、新横浜ラーメン博物館やJRAの場外馬券場「ウインズ新横浜」付近、労災病院入口交差点から新横浜町内会館付近までの「スタジアム通り」の約660メートルの市道の歩道にアジサイを植樹。
2019年のラグビーワールドカップ(W杯)開催前の同年3月に初めて植えられて以降、4回目の花の季節を迎えています。
2021年開催の東京2020オリンピックでは、サッカー競技がおこなわれたこともあり、「アジサイの色は、サッカー日本代表のサムライブルー、また一部白や赤のアジサイも植えることで、横浜F・マリノスのトリコロールを演出。横浜の海もイメージし青色が多くなっています」と、同町内会常任理事で美化環境部長の青木洋一さん。
新横浜町内会を中心とした花や緑を増やす取り組み「ガーデンシティ新横浜プロジェクト」に参画、横浜市環境創造局のプロポーザル事業としてアジサイの管理をおこなう奈良造園土木株式会社(新横浜1)が実施。
同社社長としても活躍する青木さんは、同プロジェクトの“プロデューサー”的存在として、新横浜の「花と緑のまちづくり」を推進しています。
「新横浜中央通り」付近では日本アジサイでこれから約1カ月間ほど、また「スタジアム通り」に植えられているアメリカアジサイ「アナベル」の見ごろは少し遅れて7月中までになる見込みとのこと。
特に1年目は、植えられていることにも気づかず、アジサイの木を通行人が知らず踏みつけてしまったこともあったといい、「今年はだいぶ木々も大きくなってきたことから、一斉に花たちの開く様子を楽しんでいただけているのでは」と、同町内会理事で美化環境部の臼井義幸さん。
今年の日本アジサイの花について、青木さんも、「昨年おこなわれた剪定(せんてい)のタイミングによるのか、多くが“小ぶり”なものになりました」と、花は小さめながらも、ようやく「あじさい通り」、また「紫陽花(あじさい)ロード」ともいえるほどに成長したアジサイの花たちが輝くシーンを見られるようになったことを喜びます。
2020年からのこの季節には、F・マリノス通りやスタジアム通りの「緑化ポール(グリーンポール)」に「多肉植物」入りのかごもペアで約40基(合計80基)ほど設置されており、「多肉植物ファンにとって“聖地”とも言われはじめているようです」(臼井さん)と、ぶらり街歩きで訪れる来街者を、今後も季節の花と緑で出迎えていく考えです。
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【参考リンク】
・地域緑化計画・活動状況(新横浜二丁目地区)(横浜市環境創造局)※「まるで公園の一部であるかのような街並み:ガーデンシティ新横浜」を目指してきた