横浜も発祥の地である日本の鉄道が今年(2022年)で150周年を迎えるにあたり、その伝統を継ぐJR東日本などが各種イベントの企画や記念品の販売を計画するとともに、JRグループ全体での特設サイトも設けるなど、秋の「鉄道の日」に向け、横浜では鉄道に目を向ける機会がより増えそうです。
日本の鉄道は、今から150年前の1872(明治5)年6月に品川駅と横浜駅(現桜木町駅)間に仮開業したことが始まりで、新橋駅まで全通した同年10月14日が「鉄道の日」として発祥記念日となっています。
国の鉄道路線を受け継いだJRでは、今年2023年を記念年として、4月から鉄道の日に向けてイベントやキャンペーンを順次企画しているほか、10月14日(金)から27日(木)にはJR東日本の全線(新幹線・特急列車含む)に3日間乗り降りできる「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」(大人2万2150円、こども1万150円)の販売も計画。
また、鉄道発祥の地である桜木町駅や新橋駅では記念写真撮影スポットが設置されており、桜木町駅や鶴見駅、川﨑駅、品川駅、新橋駅では今月5月19日からホーム駅名標の特別装飾も行うといいます。
JR東日本の駅にあるコンビニ「NewDays(ニューデイズ)」や、新横浜などJR東海の駅にある売店「GRAND KIOSK(グランドキヨスク)」では記念商品を発売しており、日常の駅利用時にも150周年を感じることができそうです。
なお、各種イベントは秋にかけて今後も順次発表される予定です。
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・「横浜の鉄道150年」を網羅、歴史博物館や都市発展記念館で特別展(2022年3月23日、センター北で9月25日まで開催中)
・目黒線に「100周年トレイン」、東急の1世紀を振り返る第一弾企画(横浜日吉新聞、2022年4月11日、東急は今年100周年)
【参考リンク】
・JR東日本「鉄道開業150年スペシャルサイト」(鉄道の歴史やJR東日本エリアのイベント情報など)
・JRグループ「鉄道開業150年 キャンペーン」(JR各社の150周年企画など)