満開の「ツツジ」の花が、宮内新横浜線沿いの新羽町や新吉田の街を彩ります。
2019年12月にオープンしたローソン港北新羽町店前では横浜市がツツジを植えたばかりだという（4月27日）
例年、街を彩るツツジの花。新横浜駅前から高田駅付近まで至る区間のうち、北新横浜・新羽町エリアから新吉田南交差点（新吉田町・新吉田東8）付近までに植えられたツツジが見ごろを迎えており、白、ピンク、紫色の大輪の花を咲かせています。
あたかも「ツツジのじゅうたん」のように通りかかる人々を誘うツツジが植えられた新吉田南交差点以南の区間は、サッカーワールドカップ（W杯）が開催された2002（平成14）年5月に開通。
新羽駅近くにもウォーキングする人の姿が。右上は横浜市営地下鉄ブルーラインの高架線路
同年6月のW杯終了以降に、横浜市道路局が歩道を整備する過程でツツジを植栽。以降、港北土木事務所（大倉山7）が木の剪定（せんてい）や管理をおこない、おおむね20年近い歳月を経たといいます。
植えられているツツジの品種は、オオムラサキツツジなども含む「ヒラドツツジ」で、道路環境にも耐えうる強さを持っていることなどから、横浜市内の道路では中低木の街路樹として多く植えられているとのこと。
イオン横浜新吉田店付近でもツツジが満開に。通りかかる車も二輪車も心地よさそう
「広い道路ならではの日当たりの良さもあり、花が美しく咲くのかもしれません」と語るのは、新吉田連合町内会（新吉田南町会）で会長を務める末永佑己（ゆうき）さん。
同路線がエリア内の新吉田町会会長で同連合町内会副会長の土志田勉（としだつとむ）さんも、「宮内新横浜線沿いのツツジや自然を楽しもうと、多くウォーキングで訪れる方もみられます」と、沿道の美しさと自然あふれる周辺エリアの魅力についても言及します。
新吉田南交差点にも近いJA横浜新田支店前でも、あたかも細長い「じゅうたん」のようなツツジの花たちが街を彩る
見ごろはおおむね1週間程度になるといいますが、「ツツジの後に見ごろを迎えるサツキなどとともに、来月（2022年）5月13日（金）から15日（日）まで開催される『港北オープンガーデン』でも周辺散策を楽しんでもらえたら」（土志田さん）と、宮内新横浜線沿いのエリアへの立ち寄り来訪を広く呼び掛けています。
（※）この記事は「新横浜新聞～しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
【関連記事】
・＜港北オープンガーデン＞4月開催は15日（金）から3日間、初参加は13会場（横浜日吉新聞、2022年4月15日）※新吉田エリアからの初参加も
・＜宮内新横浜線＞高田駅前～新吉田南が4車線化、一部歩道などの工事は継続（横浜日吉新聞、2021年4月13日）
・「新田緑道」を再整備へ、2021年度から5～6年かけ園路・広場など順次更新（2021年2月24日）
【参考リンク】
・横浜の街路樹（横浜市道路局）
・港北土木事務所（横浜市港北区）
・新羽町の場所（Googleマップ）※新羽駅以南の宮内新横浜線はブルーライン沿い（高架下）を走る
・新吉田東8丁目の場所（Googleマップ）※ツツジの見ごろを迎えた宮内新横浜線を含むエリア
