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ETC専用の馬場出入口

ETC専用の横浜北線・馬場出入口

首都高で第1号となっている「馬場出入口」に続き、来月(2022年)3月から料金所の「ETC専用化」が加速します。

首都高速道路は3月1日に首都圏の料金所5カ所で、4月1日には神奈川1号横羽線「横浜駅東口」や同3号狩場線「新山下」、高速1号羽田線「空港西」など29カ所をETC専用とし、ETCのみで開業している馬場とあわせ、4月からは首都圏35カ所の料金所がETC専用となります。

横浜駅に近い「横浜駅東口料金所」も4月1日からETC専用となる

首都高でのETC専用化は、2020年2月に開業した横浜北線の馬場入口が第1号。戦略的な料金体系の導入や管理コスト削減などを目的に国をあげて料金所のキャッシュレス化を推進していることもあり、首都高では2025年度までに181ある料金所(馬場を除く)の9割をETC専用化し、2030年ごろにはすべての料金所に導入したい考え。

国と各高速道路会社が示したロードマップによると、ETC専用化を進めるにあたっては、ETCの利用率近隣出入口での代替性などを考慮したうえで試行的に開始し、順次拡大していく方針。2021年12月時点で首都高におけるETC利用率は96.7%となっています。

4月までに首都高で「ETC専用」となる入口の一覧(首都高速道路のニュースリリースより)

今回は首都高のETC専用化に向けた第一弾となり、まずは3月1日に「一ツ橋」(5号池袋線)や「晴海」(10号晴海線)など5カ所で開始し、4月1日には横浜浜駅東口や新山下、空港西をはじめ、「磯子」(湾岸線)や「新宿」(4号新宿線)など29カ所をETC専用化。これにより、全料金所の2割弱で導入されることになりました。

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【参考リンク】

首都高の料金所がETC専用に変わります(ETC専用化する料金所の一覧)