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新羽町の丘に位置する大型公園「新羽丘陵公園」の拡張工事が来月(2022年)3月中に終了し、横浜生田線側からも出入りが可能となる予定です。

丘の上にある新羽丘陵公園の出入口

新羽丘陵公園は、新羽中学校新羽小学校も位置する「亀山」と呼ばれる丘を使い、1997(平成9)年3月に公開された公園で、遊具はそれほど多くはありませんが、緑地や草花などの自然環境を生かした園内の広さは約2万4000平方メートル超におよびます。

天気が良いと公園から富士山も遠望できる

現在は丘の上の新羽中学校側に出入口が設けられていますが、東側に約4000平方メートルにわたって公園を拡張することで、主要道路の横浜生田線の中井下バス停付近からも出入りができるようになるため、2020年ごろから本格的に拡張工事が行われていました。

新羽丘陵公園の位置と拡張イメージ(オープンストリートマップを加工して制作)

工事を担当する横浜市環境創造局によると、同公園は当初から横浜生田線側にも出入口を設ける構想があったものの、周辺の敷地を確保できなかったため、現状のような形になっていたといいます。

現在の公園東側終端、拡張工事が行われている(2月21日)

横浜生田線から見た新羽丘陵公園、3月中に出入りが可能となる予定(2月21日)

現在、拡張部分で行われている造園工事や、園内でのLED照明設置などの工事は3月中で終える予定とのことで、来月中には新たな新羽丘陵公園が誕生することになりそうです。

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【参考リンク】

公園案内「新羽丘陵公園」(港北土木事務所)

新羽中学校側の「新羽丘陵公園」出入口の位置(グーグルマップ)