交通利便性の高い新横浜への移転でさらなる事業拡大へ備えます。中古車買取サービスの「外車王」や「旧車王」を展開するカレント自動車株式会社（江頭大介社長）は、先月（2022年）1月28日から新横浜2丁目の金子第一ビルに本社を移し、営業を始めています。
2000年に都筑区で創業したカレント自動車の企業公式サイト
カレント自動車は、2000（平成12）年5月に都筑区で中古輸入車の買取・販売事業者として創業し、2020年5月には東京証券取引所のプロ投資家向け市場「TOKYO PRO Market（東京プロマーケット）」へ上場した自動車関連企業です。
インターネットサイト「外車王」で輸入車を中心に、「旧車王」では自動車愛好家向けの旧型車・クラッシックカーなどの買取をそれぞれ行っており、2021年10月期の売上高は57億7400万円で、従業員数は41人の規模。
これまでは青葉区あざみ野に本社を構え、IT関連の事業部は東京都渋谷区に置いていましたが、本社移転を機にオフィスを新横浜に一本化し、連携をより強化していくとともに、今後の事業拡大に備えるといいます。
カレント自動車が本社とした金子第一ビル（左から2棟目）は新横浜2丁目交差点の至近、地下鉄8番出入口の前にある
同社は出張買取などの際に全国各地へ出張することが多く、「どこへ行くにも利便性が高い」（同社）として新横浜に決めたといい、地下鉄ブルーラインの8番出入口が目の前にある金子第一ビルを選んでいます。
自動車関連事業にITテクノロジーを活用した“カーテック（CarTech）企業”を志向する同社。国内外の自動車に関する企業が多く、IT事業者も目立つ新横浜は本社として適した地といえそうです。
なお、港北区内の上場企業数は、カレント自動車が加わったため、2月時点で30社となりました。
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【参考リンク】
・カレント自動車株式会社（企業サイト）
