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2022年の年初、半世紀前には“港北区内”だったお隣の「鴨居」を歩いてみませんか。港北ボランティアガイドの会は、来月(2022年)1月15日(土)午前にウォーキングツアー「かつての港北区を訪ねて、鴨居編」を開催するにあたり、来月1月4日(火)まで参加者を募集しています。

鴨池人道橋と鴨池大橋(奥側)と富士山(左上)(港北ボランティアガイドの会提供)

小机の次駅で、緑区内なのに都筑区池辺町の「ららぽーと横浜」の最寄りにもなっている「鴨居駅」の北口から始まる今回のツアーは、丘からの景色と広大な農地、駅周辺の古刹をめぐりながら約5キロを歩きます。

まずは「ららぽーと横浜」への徒歩ルートでもある「鴨池人道橋」から鶴見川や鴨池大橋を眺め、川沿いにある「鴨居東本郷農業専用地区」へ移動します。JR横浜線の車窓からも見える19ヘクタール超におよぶ広大な農地を見た後は、線路の南側へ移動。

2022年1月15日(土)午前に開催される「かつての港北区を訪ねて、鴨居編」の案内チラシ(同会提供)

バス通り沿いの「東観寺」と、近接する「林光寺 ・西光寺」「本柳寺」を参拝し、高台にある「東本郷第1公園」を遠望しながら、神奈川区との区境に近い東鴨居中学校へ向かって丘を歩きます。

周辺の「旧菅田道地蔵」や「馬頭観音」「殿谷遺跡」の見学後に駅近くまで下り、「鴨居杉山神社」と「岩岡家長屋門」に立ち寄って、「駅前地蔵」を見ながら鴨居駅に戻り、ツアーは終了となります。

半世紀超前の1969(昭和44)年10月に緑区が誕生する前は港北区だった鴨居エリア。港北区や都筑区、さらには神奈川区にも近接するという特徴も持つ街で、丘からの風景や寺社めぐりを楽しみたいたいところです。

緑区は2019年に区制50周年を迎えており、それ以前は港北区だった(2019年6月撮影)

当日の参加費用は500円(保険料など)、1月4日(火)までに港北ボランティアガイドの会公式サイトのフォームなどから事前申し込みが必要です。定員は50人までで、応募者多数の場合は抽選になるとのことです。

【参考リンク】

2022年1月15日(土)開催「かつての港北区を訪ねて、鴨居編」の案内ページ(港北ボランティアガイドの会)