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散歩などの訪問時に半世紀の歴史と懐かしい風景に触れてみてはいかがでしょうか。岸根公園(岸根町)が1971(昭和46)年の開園から50年となったことを記念し、中央広場(駐車場近く)にある公園管理事務所では、今月(2021年)11月13日から「歴史資料展」と題し、米軍に接収されていた時代から現在までを振り返る写真などを公開しています。

「歴史資料展」は中央広場にある公園管理事務所で12月28日(火)まで公開中

岸根公園の場所はもともと、防空公園を整備する計画で戦前に横浜市が買い上げていた土地でしたが、日本の敗戦後は米軍が接収し、高射砲の陣地や野戦病院などとして使用。市民の返還運動の結果、病院閉鎖後の1971(昭和46)年4月から岸根公園として公開され、残る接収地の解除とともに順次整備が行われてきました。

歴史資料展では、写真や資料など約60枚のパネル米軍接収時代と現在の様子を見比べることができるようになっており、今も面影をわずかに残しながらもまったく異なる風景を見ることができます。

現在は美しい岸根公園も半世紀前までは米軍接収地だった

また、現在は園内での憩いの水辺となっている「篠原池」が野趣あふれる“自然の池”だった頃の写真も公開されており、岸根公園駅前でバス停の名としても残る篠原池の原風景を思い出したり、想像してみたりしたいところです。

当初は年に一度の恒例イベント「岸根公園感謝デー」などで50周年を祝う企画なども予定されていましたが、新型コロナウイルス禍の影響で断念しており、歴史資料展は貴重な“記念企画”となっています。

歴史資料展は来月12月28日(火)まで毎日9時から16時まで公開中です。

【関連記事】

<わがまち港北歴史探訪>幻の“岸根会場”に見る、不運の東京オリンピック(2021年4月12日、岸根公園の歴史についても)

【参考リンク】

歴史資料展~岸根公園は開園五十周年を迎えました(12月28日まで開催中、岸根公園)

岸根公園の公式サイト(横浜市緑の協会)

シリーズわがまち港北「第152回 岸根公園の接収~終戦秘話その14」(大倉精神文化研究所、岸根公園の詳細な歴史)