新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト
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羽沢横浜国大駅で定期券の利用客が増えていたことは光明と言えそうです。JR東日本は2020年度(2020年4月~2021年3月)の1日平均乗車人員を発表し、定期券以外の乗客が大きく落ち込んだ新横浜駅や菊名駅が苦戦する一方、羽沢横浜国大駅定期券客の増加でマイナス幅を小さく抑え、小机駅も他駅が苦戦するなか、前年より順位を上げていました。

今年5月末の日曜日昼、横浜線の列車が着いても新幹線連絡改札口は閑散としていた(新横浜駅)

全期間が新型コロナウイルス禍の影響を受けた2020年度は、多くの駅で前年より平均乗車人員を大きく減らしており、約41%減となった東京駅に変わり、約31%減に抑えた横浜駅が全体の3番目に順位を上げています。

港北区内のJR東日本の駅では、新横浜駅の平均乗車人員は、前年比37.1%減の4万1089人。定期券客は同27.2%減だった一方、定期券外の客が同48.6%と半分近く減少したことが大きく響き、順位を前年から12下げて82番目となっています。

JR菊名駅でも定期外客の減少幅が大きかった

同じく菊名駅も定期券客は前年比27.3%減だった一方、定期券外客が同40.9%減と落ち込みが大きく、平均乗車人員は3万6355人(△32.4%)で、順位は5つ下げて97番目でした。

両駅で定期券以外の乗客が大きく減少していたのは、行楽・帰省の自粛要請が相次いだことで新幹線利用者が減ったことや、イベント開催がなかったことも影響しているとみられます。

定期券客が増えた羽沢横浜国大駅、駅前(写真右奥)にはドラッグストアも開店した

一方、相鉄・東急直通線(相鉄新横浜線)開業後は新横浜の隣駅となる羽沢横浜国大駅では、定期券外客は前年比37.1%減となったものの、逆に定期券客は前年から23%ほど増え、全体では8.5%減の1万1597人。他の駅で乗車人員が大きく減るなかで、順位を27上げて228番目となりました。

羽沢横浜国大駅における定期利用者の増加は、テレワークなどの“働き方改革”が進むなかにもかかわらず、同駅を新たに使い始めた通勤・通学客が増えていたことになり、明るい兆しといえそう。

小机駅は、定期券外客が32.8%減でしたが、定期券客は20%減に踏みとどまり、全体で7773人(△24.9%)となり、順位は4つ上がっていました。

2020年度のJR東日本における4駅の1日平均乗車人員は次の通りでした。

  • 82番目(前年70番目):新横浜:41,089人(定期外15,543/定期25,545)△37.1%
  • 97番目(前年92番目):菊名:36,355人(定期外11,967/定期24,388)△32.4%
  • 228番目(前年255番目):羽沢横浜国大:11,597人(定期外4,172/定期7,425)△8.5%
  • 278番目(前年282番目):小机:7,773人(定期外2,629/定期5,143)△ 24.9%

【関連記事】

<JR東日本>新横浜・菊名・小机の「乗車人員」が微減、羽沢横浜国大は255番目(2020年7月13日、前年の順位)

<相鉄・JR直通線が苦戦>羽沢横浜国大駅の利用は想定の半分、コロナも影響(2020年6月2日)

【参考リンク】

JR東日本「各駅の乗車人員 2020年度」(新横浜駅は82番目、菊名駅は97番目。羽沢横浜国大駅と小机駅は「ベスト100以外」の2ページ目真ん中付近に掲載)