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この5年間で港北区の人口1万4500人超増加し、これは県内で2番目に多い数でした。神奈川県は昨年(2020年)秋に行った「令和2年(2020年)国勢調査」の県内結果を先週(2021年)6月4日に公開し、5年前の前回調査との比較などを集計しています。

中区日本大通にある神奈川県庁

これによると、5年前の2015(平成27)年国勢調査以降、県内でもっとも人口が増えていたのは、武蔵小杉駅付近でタワーマンション建設が相次いだ川崎市中原区の1万6256人で、続いて港北区が1万4506人増となり2番目に多い数でした。

県内における人口の増加数(2015年→2020年)

  1. 川崎市中原区:16,256人
  2. 港北区:14,506人
  3. 藤沢市:13,261人
  4. 鶴見区:12,199人
  5. 川崎市幸区:10,298人
  6. 川崎区:9,850人
  7. 戸塚区:8,625人
  8. 神奈川区:8,356人
  9. 川崎市宮前区:8,202人
  10. 川崎市多摩区:7,695人

神奈川県内における2015(平成27)年~2020(令和2)年の人口増加数(県の公表資料に港北区部分のみ色を付けた)

上位5番目までに入った県内自治体・行政区(横浜・川崎・相模原市内の区)のうち、藤沢市を除いた中原区や鶴見区、川崎市幸区はいずれも港北区内の日吉や綱島、師岡、菊名などと隣接しており、東京都内に近い港北区周辺で人口増加が目立つ結果となっていました。

なお、国政調査時点で港北区の人口は35万8678人(17万5313世帯)でしたが、その後、国勢調査による人口を基に住民基本台帳から算出した「推計人口」では、今年5月1日時点で36万53人(17万7034世帯)にまで増え、初めて人口が36万人台に達しています。

【関連記事】

港北区の人口は「36万人」を突破、横浜市外から春の転入超過が寄与(横浜日吉新聞、2021年5月14日、推計人口で36万人を突破)

<行政区ランキング>港北区が全国トップ独走、横浜の区は人が多すぎる(横浜日吉新聞、2021年6月4日、全国の人口ランキング)

【参考リンク】

令和2年国勢調査結果速報(神奈川県の人口と世帯)(神奈川県統計センター)

横浜市の推計人口・世帯数(最新情報)