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帝国データバンクによると、2019年まで新羽町に本社を置いていた国上(くがみ)精機工業株式会社(横浜市中区尾上町)が今月(2021年)4月16日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請しました。同社関連の3社を合わせ、負債総額は約26億円だったとのことです。

国上精機工業の公式サイト

国上精機工業は、プラスチック関連部品の製造メーカーで、1965(昭和40)年に大田区で創業。新羽駅から徒歩6分ほどの工場集積エリアに本社を置いていた工立化成株式会社が2013年に民事再生法を適用したことにともない、事業を継承する形で2014(平成26)年から同地へ本社を移すとともに、投資ファンドのJ-STAR株式会社の傘下となっていました。

帝国データバンクによると、国上精機工業は独自のプラスチック成形加工技術に定評があり、自動車メーカーの新車種に搭載されるカーオーディオやカーナビに同社製品が数多く採用されるなど、2020年12月期の売上高は約21億5000万円に達していたといいます。

新羽町に本社を置いていた頃の国上精機工業。現在は解体されマンション建設が進んでいる(2018年10月)

ただ、近年は自動車業界の再編が進み、メーカーの多くが生産拠点を中国などアジア地域に移転するなかで受注が減少傾向にあり、加えて、新型コロナウイルスの影響で業況が悪化していたとのことです。

同社は2019年12月に新羽の本社から中区尾上町へ移転跡地では、民間不動産企業による7階建て42戸のマンション建設が行われています。

【関連記事】

<新羽の企業集積エリア>工場跡地に7階建て42戸のマンション計画(2020年5月20日)

【参考リンク】

倒産速報記事「国上精機工業株式会社など3社」(帝国データバンク、2021年4月19日)