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2019年から加賀電子株式会社(東京都千代田区)の傘下となっていた電子部品商社の富士通エレクトロニクス株式会社(新横浜2新横浜中央ビル、荻原淳二社長)は、先月(2020年)12月29日「加賀FEI株式会社」に社名を変え、今月(2021年)1月から新たな企業サイトを公開しています。

1月5日に新設された加賀FEI(旧「富士通エレクトロニクス」)の公式サイト

富士通エレクトロニクスは、1952(昭和27)年に平山電機商事として設立し、1968(昭和43)年から富士通傘下となり、1998(平成10)年から2007(平成19)年まで東証二部に上場

富士通の完全子会社となった直後の2009(平成21)年12月には、都内から新横浜駅の駅ビル「キュービックプラザ」の上層階(11階以上)に位置するオフィスフロア「新横浜中央ビル」へ本社を移転していました。

駅ビルの11階より上部に新横浜中央ビルのオフィスフロアがある

加賀電子では、2019(平成31)年1月に富士通エレクトロニクスを子会社化してから丸2年が経つ昨年(2020年)12月29日付けで「加賀電子グループの一員として今後の幅広い事業領域への拡大にチャレンジする決意」(発表資料)として、親会社の“加賀”の名を冠した新社名への変更を決定。

また、富士通エレクトロニクスによると、新社名については、「『全てのステークホルダーと共に、未来Future)を創り、発展Evolution)していく革新者:イノベーターInnovator)であり続けたい』という熱い思いを託しております」(公式サイト)と説明します。

旧富士通エレクトロニクスは、就職情報サイトの「マイナビ2022」によると売上高は2009億2100万円(2019年年度)で、従業員数は800人(海外グループ会社含む、2020年4月時点)。港北区内に本社を置く企業のなかでは、年間売上で10番目以内に入る規模となっていました。

なお、旧富士通エレクトロニクスの100%子会社で、アミューズメント業界向けメモリデバイスなどを展開する富士通デバイス株式会社(新横浜2新横浜中央ビル)についても、同日から「NVデバイス株式会社」に社名を変えています。

【関連記事】

新横浜駅ビル内に本社置く「富士通エレクトロニクス」、加賀電子の子会社化へ(2018年9月13日)

【参考リンク】

加賀FEI株式会社(旧「富士通エレクトロニクス」)公式サイト(2021年1月5日開設)

弊社ならびにグループ会社の社名変更のお知らせ(富士通エレクトロニクス)