新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

今年(2020年)5月以降、新横浜のオフィス空室率が上昇しています。賃貸オフィス仲介大手の三鬼商事株式会社(東京都中央区)の調査によると、10月はオフィスの縮小などに伴う中小規模の解約の影響があったといいます。

新横浜駅前の様子(2020年8月)

三鬼商事のデータによると、10月の新横浜における空室率は2.72%で前月と比べて0.18ポイントの上昇となり、今年5月に2%台の2.12%となって以降、小幅ながら上昇を続けている状況です。

一方、1坪あたりの平均賃料小幅な上昇傾向が見られ、10月時点では1万775円と、5月と比べ132円増となりました。また、新型コロナウイルス禍が始まる前の今年1月時点と比較しても284円の上昇となっています。

横浜市内4地区(関内/横浜駅/新横浜/みなとみらい)の全体で見ると、空室率は前月比0.04%増の3.76%、1坪あたりの平均賃料は前月比26円増となる1万2249円でした。

【関連記事】

<新横浜>2020年5月の「オフィス平均空室率」が上昇、分室閉鎖など影響(2020年6月12日、緊急事態宣言中の今年5月時点の記事、過去の空室率なども)

【参考リンク】

オフィスマーケットデータ「横浜ビジネス地区/2020年10月時点」(三鬼商事)