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サッカーをはじめとしたスポーツと大型イベントの街・新横浜に今年(2020年)から“氷上の格闘技”が加わります。「KOSE新横浜スケートセンター」(新横浜2)を本拠地とするプロアイスホッケーチーム「横浜GRITS(グリッツ)」がアジアの7チームで戦う国際リーグへの参加が認められました。

KOSE新横浜スケートセンターを本拠地とし、横浜市初のプロチームとして今シーズンから「アジアリーグアイスホッケー」に参戦する「横浜GRITS(グリッツ)」(同チームのニュースリリースより)

昨年(2019年)5月に法人化した横浜グリッツは、所属選手がフルタイムの仕事を持ちながらプ選手として活動する“デュアルキャリア”を実践しているのが特徴のチームで、運営はGRITSスポーツイノベーターズ株式会社(中区新山下、臼井亮人社長)。

横浜グリッツでは、日本(栃木県日光市/青森県八戸市・福島県郡山市/北海道苫小牧市/北海道釧路市)をはじめ、韓国(2チーム)とロシア(1チーム)のプロアイスホッケーチームが戦う国際リーグ戦「アジアリーグ」への参入を目指して活動しており、きのう6月2日付けでリーグへの参加が認められたものです。

アジアリーグでは日本4チームと韓国2チーム、ロシア(サハリン)1チームの7チームが戦っており、ここに横浜グリッツが加わる(アジアリーグアイスホッケーの公式サイトより)

これに先立つ今年3月には、KOSE新横浜スケートセンターで、アジアリーグの「ひがし北海道クレインズ」と「王子イーグルス」を相手にオープン戦2試合を組み、新横浜でチームを披露する予定としていましたが、新型コロナウイルス拡大の影響で中止となっていました。

昨シーズンのアジアリーグ昨年8月に開幕し、今年2月まで日本や韓国、ロシア(サハリン)の3カ国で各チームが36試合を戦ってきましたが、「2020年-2021年シーズン」の試合日程などは現時点で未定

約2500人収容の「KOSE新横浜スケートセンター」でアイスホッケーの試合を観戦できる機会は格段に増えそうだ

横浜市では初となるプロアイスホッケーチームが参入したことにより、今シーズンから約2500人収容のKOSE新横浜スケートセンターでもアジアリーグの熱戦を観戦できる機会が格段に増加。同リーグで唯一の東京近郊のチームとなるだけに、注目を集めそうです。

なお、横浜グリッツではホームタウン活動として、妙蓮寺(仲手原)キッズ向けのダンス・ヨガスクール「グリッツアカデミー(GRITS ACADEMY)」をきょう6月3日から始めるなど、港北区をはじめとした市内で地域活動も始めていく予定です。

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<新横浜スケートセンター>11/23(土・祝)・24(日)にアイスホッケー2連戦(2019年11月12日、昨年もアジアリーグの2試合が行われた)

【参考リンク】

横浜GRITS(グリッツ)の公式サイト

アジアリーグアイスホッケーの公式サイト