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港北区をはじめとした横浜市市民向け公共施設の閉館や利用制限は、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることから来月(2020年)4月12日(日)まで延長されることになりました。【2020年3月26日22:55記事公開】

休日でも閑散とする港北図書館・菊名地区センター(3月20日)

港北区の市民向けの公共施設では、今月3月1日から障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」(鳥山町)や「港北国際交流ラウンジ」(大豆戸町)、区内9カ所の「地域ケアプラザ」の休館や貸館停止が始まり、3日以降は区内6カ所の「地区センター」、菊名や新羽、師岡の「コミュニティハウス」、大綱中学校などに開設されている「コミュニティ・スクール」、さらには「港北スポーツセンター」(大豆戸町)、地域子育て支援拠点などにも休館が拡大。

また、「港北図書館」(菊名6)については3月2日から館内での閲覧を停止し、予約した図書・雑誌の受け取りと返却のみの利用に限定しています。

市立図書館は最低限のみのサービス提供が4月12日(日)まで延長されることに

きょう3月26日(木)夕方に林文子市長が発表したコメントでは、「横浜市内では、クラスターの発生など、患者数の爆発的な増加は見られません」とする一方、東京都で感染者の数が急増していることから外出自粛の要請が出されたことをうけ、「横浜市から1日に約43万人の方が、東京23区内に通勤・通学されています。東京との人の移動が多い横浜市も、予断を許さない状況にあります」として、市民向けの公共施設の閉館継続市主催イベントなどの自粛を決めたものです。

なお、横浜市立の小学校や中学校などについては、「教育委員会がさまざまなシナリオを検討し、3月30日に判断いたします」(市長コメント)としています。

【関連記事】

都と連携し神奈川県も「外出自粛」要請、桜シーズンの土日に警戒姿勢(横浜日吉新聞、2020年3月26日)

3月末まで港北区民向け「公共施設」は休館、新型コロナ拡大で延長(2020年3月10日)

【参考リンク】

新型コロナウイルス感染症に関する横浜市長コメント(2020年3月26日更新)

横浜市「新型コロナウイルス感染症に関する情報について」

横浜市「新型コロナウイルス感染症対策のための市民利用施設等の閉館について」(※今後更新予定)