新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

3月中は港北区内の区民向け「公共施設」が使えないことになりました。

横浜市はきのう(2020年)3月9日、市立の小・中学校や高校、特別支援学校全501校の臨時休校を当初の3月13日(金)から3月24日(火)までの延長を発表するとともに、横浜市の施設についても休館期間を原則3月31日(火)までとすることを決めました。

港北区内の主な施設の休館状況。このほか区内の「障害者スポーツ文化センター横浜ラポール」「横浜市スポーツ医科学センター(施設利用)」「日産ウォーターパーク」なども軒並み休館している(港北区のページより)

当初、港北区内の「地域ケアプラザ(貸館)」や「地区センター」、「コミュニティハウス」、地域子育て支援拠点をはじめとした公共施設の臨時休館は、おおむね3月1日ごろから15日(日)ごろまでの前半としていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことから、3月末までの休館延長を決定したものです。

なお、市や区が主催するイベントについても期間中は、原則として中止や延期とする考え。

同日発表した林文子市長のコメントでは、「横浜市内における患者発生件数は、現時点で7名となっていますが、先週、市内スポーツクラブで1406名の健康観察対象者が発生するなど、大変、厳しい状況」と危機感をあらわにしています。

港北公会堂は5月1日から翌年3月末まで長期の工事休館となるため、イベントを延期しづらいのがつらいところ

港北区内のスポーツクラブ利用者に感染者が発生したことから、健康観察の対象者も区民が一定数含まれているとみられるだけに、現在も運営を続ける保育所や幼稚園、食料品購入などに欠かせない商業施設といった区民に欠かせないライフラインへどう影響するのか、今後が懸念されるところです。

【関連記事】

<港北区>相次ぐ休館や縮小、3月前半は区民向け「公共施設」の大半が使えず(2020年3月2日)

<横浜市>小・中学校の「臨時休校」は3/24(火)まで延長、修了式は3/25(水)(横浜日吉新聞、2020年3月9日)

<横浜市>港北区内のスポーツクラブ利用者で発熱などある人に呼び掛け(2020年3月7日)

【参考リンク】

新型コロナウイルス感染の拡大を防止する観点から休館または一部休止とする区内の施設(港北区、3月9日発表)

新型コロナウイルス感染症に関する横浜市長コメント(横浜市、3月9日更新)

「セントラルウェルネスクラブトレッサ(大倉山)」を利用し発熱、咳などの症状がある方へ(横浜市、3月9日公開)