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今週(2019年)10月26日(土)と27日(日)「ラグビーワールドカップ(W杯)」の準決勝戦が日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で開かれます。ラグビーの世界一を決める大会もいよいよ大詰め。新横浜・小机で行われるイベントなどの観戦者向け情報をまとめました。

日産スタジアムで2週間ぶりの試合(9月21日)

今回行われる2試合は、10月26日(土)が17時から「イングランド対ニュージーランド」、27日(日)は18時から「ウェールズ対南アフリカ」の一戦。

それぞれの勝者が11月2日(土)18時から日産スタジアムで行われる「決勝戦」へ進むことになります。

なお、3日間ともスタジアムの開場は試合開始の3時間前を予定。

新横浜駅前の西広場で「ラグビーフェスタ」

10月26日(土)・27日(日)の「横浜ラグビーフェスタ」は音楽ステージが充実

10月26日(土)・27日(日)ともに新横浜駅前の「西広場」(小机寄り)では、11時から試合開始前まで「横浜ラグビーフェスタ2019」が開かれます。

出店されるブースは、書道や剣道、和太鼓などの「日本文化体験」といった訪日客向けの内容が中心ですが、今回の2日間は現在横浜中心部で開催中の「横浜音祭り2019」の“街に広がる音プロジェクト”と連携したステージイベントが充実

「横浜ラグビーフェスタ2019」の看板と有料の荷物預かり所(9月21日)

26日(土)は11時30分から、台湾出身のシンガーソングライター・洸美(ヒロミ)さんを皮切りに計6組(人)のアーティストが出演。横浜や日本を感じさせる音楽が披露される予定です(詳細)。

27日(日)も11時30分から、津軽三味線の「はやぶさ」をはじめ、沖縄音楽や尺八など郷土色を織り交ぜた計6組(人)のアーティストによる音楽が楽しめます(詳細)。

このほか、横浜ラグビーフェスタ2019の会場内には大型荷物の「有料預かり所」も設けられます。

新横浜で海外ラグビーファンと交流するなら

マリノス通りと中央通りが交わる付近は海外観戦客の集結スポット(9月21日)

この2日間に登場するイングランド(イギリス内の一エリア)、ニュージーランド、ウェールズ(イギリス内の一エリア)、南アフリカの4チームはいずれも英語が通用する国(地域)。

新横浜の街で海外のラグビーファンと交流を試みる場合は、セントラルアベニュー(宮内新横浜線)沿いなら、市営地下鉄新横浜駅の8番出口前にある英国風パブ「HUB(ハブ)新横浜店グーグルマップ)付近。

ファミリーマート新横浜中央通り店の周辺も海外ラグビーファンの姿が多い(10月13日)

F・マリノス通り沿いなら、アリーナ通りとの交差点に近い「カフェミラノ新横浜店」(グーグルマップ)、または新横浜中央通りの交差点に位置する居酒屋「横浜ハイボール」(グーグルマップ)の周辺。

スタジアム通り沿いなら新横浜中央通りの交差点近くにある「ファミリーマート新横浜中央通り店」(グーグルマップ)の周辺に海外のラグビーファンが集まる傾向がみられます。

小机駅前でもイベント、荷物預かり所も

小机駅の日産スタジアム側の線路沿いで行われる「こづくえマルシェ」の様子。会場近くへ早く来た際には立ち寄りたい(9月22日)

一方、日産スタジアムからもっとも近いJR横浜線の小机駅では、北口(日産スタジアム側)駅前で、港北区などが主催するイベント「こづくえマルシェ」が両日とも10時から予定。

10月26日(土)は14時まで、27日(日)は15時までスタジアムの開場時間前まで開かれ、出場国をイメージした料理を提供するキッチンカーや、地元の野菜販売などが行われます。

なお、小机駅は北口(日産スタジアム側)にコンビニなどの飲食関係店舗が無いため、買物は南口(商店街側)の駅前に置かれた「すき家小机駅前店」や、幹線道路の横断歩道を渡った先にあるコンビニ「ローソン小机駅前店」、ミニスーパー「miniピアゴ小机駅前店」などの利用が便利(小机駅前付近のグーグルマップ)。

また、南口の駅前には大型荷物の「有料預かり所」も設けられる予定です。

このほか、これまでの試合時は、小机駅の構内ラグビー関連グッズや飲料の販売も行われていました。

新横浜駅の周辺でも「グッズ」販売

横浜(日産スタジアム)会場ならではのクリアファイルやノートといった公式グッズもある

ラグビーW杯の公式グッズ販売店は、スタジアム内の東ゲート前広場(円形の建物内)などに設けられますが、混雑しているケースが多くみられます。

新横浜駅近くで購入する場合は、駅ビル「キュービックプラザ新横浜」3階(駅構内のビックカメラ側エスカレーターを上がってすぐ)にある特設コーナーや、新横浜プリンスホテルに隣接する商業施設「プリンスペペ」の1階にある「オフィシャルストア」の利用が便利。

ロゴ入りの菓子類などは新横浜駅の売店や弁当店などでも販売されています。

スタジアム内へ「食料」の持ち込みは可能

チケットのチェック(QRコードを読み取るのみ)前に手荷物と金属探知機を使ったチェックが行われる(9月21日)

日産スタジアム内へは食べ物の持ち込みは可能ですが、ペットボトルや缶などの「飲料」は一切の持ち込みを禁止としています。

スタジアム内の売店で購入(ビールは700円または1000円、ソフトドリンクは250円程度)するか、スタジアム内でミネラルウォーターを紙コップで配る「給水所」を利用する形になります。

試合前は、東ゲート前広場に公式スポンサーによるブースなどが設けられる予定。

1階前方の席は屋根がないため、雨に濡れることになる(9月22日)

雨天の試合実施となった場合、1階の1列目(最前列)から18列目までは上部に屋根のかからないエリアとなり、風の影響次第では、屋根があっても1階19列目から20列目前後(目安)や、2階席の前方(1列目~4列目前後=目安)でも雨に当たってしまうことも考えられます。強風ならさらに後方でも影響を受ける可能性もあります。

観戦時は傘の使用ができないため、該当席付近が指定されている場合は、レインコートなどの持参が必要です。

試合後に「中華街」へ無料バスも運行

試合終了後には新横浜駅の西広場近くから中華街と野毛へ向けて無料シャトルバスも運行(9月21日)

両日とも試合終了後は、新横浜駅前の西口広場近く(駐輪場前付近)から、「中華街(中華街パーキング付近)」と「野毛(横浜にぎわい座付近)」へ向けて片道のみの無料シャトルバス運行が計画されています。

10月26日(土)は19時5分から21時45分ごろまでに10本27日(日)は20時5分から21時35分ごろまでに6本を運行する予定。なお、満員の場合は乗車できない場合もあります。(詳細はこちらのページ下部参照

JR横浜線や東横線で臨時列車の運転も

JR小机駅始発の東神奈川駅方面行の臨時列車も運転される予定(9月22日)

10月26日(土)の試合終了は18時30分以降、27日(日)は19時30分以降が想定されており、終了に合わせてJR横浜線や東急東横線、市営地下鉄ブルーラインでは臨時列車の運転が計画されています。

JR横浜線では小机駅始発の列車が運転されるほか、東急東横線では菊名駅始発の渋谷方面行列車の臨時便が設けられる予定です。

試合終了からしばらくは日産スタジアムの東ゲート橋や小机駅へのアクセス道路に人が集中して歩けなくなることが多く、駅までの所要は通常より長くなります。

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【参考リンク】

ラグビーワールドカップ2019公式サイト