港北区内の子育て支援の分野で、区と企業が初となる連携協定を結びました。
港北区と新横浜2丁目の共立新横浜ビルに本社を置く株式会社ダッドウェイ(白鳥公彦社長)は、子育て支援に関する連携協定を結び、両者は区内でのイベント開催や物品の提供など、マタニティ・子育て世帯向けの区民向けサービスを強化していく考えです。
ダッドウェイは「お父さんの子育てをもっとおもしろ楽しくしたい」とのコンセプトで、白鳥社長と白鳥由紀子副社長の夫妻が1992(平成4)年に神奈川区で創業。
2004年からは新横浜に本社を置き、「Ergobaby(エルゴベビー)」や「Sassy(サッシー)」といったブランドの育児用品と、「Petstages(ペットステージ)」などのペット用品の輸入販売などを展開しています。
同社は、2009年からオリジナルデザインの小児医療証カバーを区民に提供するなど区との接点があり、今回は区の呼び掛けで連携協定を結ぶにいたったといいます。
両者が結んだ「子育て支援及び青少年の育成に関する連携協定」では、今月(2019年)10月7日に新横浜3丁目でオープンを予定する習いごとのワンストップ型複合施設「ダッドウェイラーニングセンター新横浜」を使った子育て講座の開催や、妊婦向け啓発用品の提供などを想定。今後、両者で議論しながら具体的な取り組み内容を決めていくとのことです。
ダッドウェイの白鳥社長は「横浜を子育て世界一の街にしていくため、まずは港北区で子育てをしてよかったと思ってもらえるよう、さまざまな仕掛けや活動を区とともに行っていきたい」と話します。
また、港北区の栗田るみ区長は「ダッドウェイさんには10年以上にわたって港北区で小児医療証カバーを提供いただいており、今回の連携協定によって、より強固なパートナーになりそうだ」と期待を寄せていました。
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【参考リンク】
・区内初!企業&行政で区民の子育てを応援!港北区役所とダッドウェイが子育て分野で連携協定を締結します(2019年9月24日、港北区こども家庭支援課)