ラグビーワールドカップ(W杯)の試合開催まで約一週間、新横浜の街では国内外から訪れる観戦者を出迎える準備が着々と進んでいます。きのう9月12日(木)時点での様子をまとめました(写真も同日撮影)。
来週(2019年)9月21日(土)18時45分から日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で初の試合が行われるのを前に、新横浜駅から日産スタジアムへのルートで花や緑、バナーフラッグなどによる装飾が見られるようになってきました。
新横浜駅の構内(交通広場)では、カウントダウンボードのほかには、12日時点で大型の装飾は行われていないものの、試合日までには大型バナーやガラス面装飾が行われ、当日は案内所なども設置予定。
駅ビル「キュービックプラザ新横浜」のエスカレーター脇に190インチ相当の大型ビジョンが設置され、横浜市営地下鉄ブルーラインの地下改札口を結ぶ階段の壁面にもプロジェクターを使って映像を流すスクリーンが登場しています。
一方、日産スタジアムへのメインルートとなる駅前のペデストリアンデッキ(歩道橋)では、バナーなどでの装飾が進み、F・マリノス通りでは、壁面緑化や新たな花壇の設置が進み、中央通りには出場国をイメージしたコンテナ花壇も設置済みです。
また、F・マリノス通りやセントラルアベニューなどの街角に設置された新たな「案内板」は、地図を表示するだけでなく、USB充電や一部はWiFi機能も備えます。
横浜労災病院のルートにもなっている「さんかく橋(三角橋)」に近い新横浜駅前公園では、緑陰とミストによる「木陰のトンネル」や、日陰を提供する「グリーンシェードベンチ」といった暑さ対策の実証実験も9月いっぱい行われる予定。
日産スタジアムでは、東ゲート橋の出入口に手荷物検査を行うテントが設置されつつあり、東ゲート橋近くの新横浜少年野球場に建てられたVIP観戦プログラム用の施設「ウェブエリス・パビリオン」は建物が完成し、最終の準備作業を行っているようでした。
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