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地域との相互理解の一環で区民に工場を公開してみませんか――。港北区は来年(2020年)春に行う人気イベント「港北オープンファクトリー」参加企業を募集しています。

めったに見られない工場が公開されるため、「港北オープンファクトリー」での見学希望者は右肩上がりで増えている(港北区のニュースリリースより)

港北オープンファクトリーは、製造業が多い港北区ならではのイベントとして、一般社団法人横浜北工業会の協力も得て、次回が開催8回目。会員企業を通じて事業内容を広く知ってもらうことで、事業所と住宅街の共存を図ろうとの目的で開かれてきました。

近年は区民の参加希望者が右肩上がりで増えており、今年2月下旬と3月上旬に2回にわたって行われた際には、小学生連れの親子を中心に応募数が定員の2倍を突破。区民の多くが参加できない状態となりました。

一方、工場を公開する企業側は、土曜日に工場を開けることによる人員的な負担に加え、製造品目や内容によっては厳密な秘密保持を行わなければならない事情もあって、見学可能な事業所の数は増えていません。

今年は区内の11工場が公開された(2019年港北オープンファクトリーのパンフレットより)

そのため、港北区では区内の企業を対象に、工場見学が可能な事業所を広く募ることにし、8月16日まで募集を行っています。

次回の港北オープンファクトリーは、2020年の3月7日(土)と14日(土)の2日間で、どちらか1日を対象とし、1回50分程度の見学と説明を2回行うことを想定。本社や支社、支店を問わず、港北区内に事業所を置く企業を対象としています。

問い合わせは港北区区政推進課(045-540-2229)へ。

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【続・港北区の主要100社】区内に本社を置く売上101位~200位の企業(2018年11月版)(2018年11月26日、区内には存在感を発揮するものづくり企業が多数)

【参考リンク】

「第8回港北オープンファクトリー」の参加企業を募集します(港北区)