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きのう(2019年4月)7日(日)に投票が行われた「横浜市会議員選挙」の港北区選挙区では、新人の福地しげる氏がトップで当選するなど自民党が3議席を獲得する一方、立憲民主党は現職と新人の2議席にとどまり、公明党と共産党は現職無所属の現職がそれぞれ議席を守り、国民民主党の現職は議席を落としました。

定数8人に対し12人が立候補した港北区では、午前1時30分までに他の市内選挙区すべてで当選者が確定するなか、午前2時30分を過ぎても、誰一人「当選確実」が出ないという異例の展開。選挙管理委員会の公開資料では、港北区の開票終了時刻を2時39分と発表していますが、NHKサイトが8氏の当選を報じたのは3時13分で、読売新聞サイトも2時50分ごろになってからでした。

当選した8氏の選挙ポスター(画像は2019年3月30日までに掲示板に掲出されているものを撮影して引用した)

4人が落選するという激戦を反映してか、投票率は前回(2015年)を1.35ポイント上回る41.39%まで上がり、上昇率では市内選挙区でトップとなっています。

今回、1位で当選した福地氏は、選挙の半年以上前から居住地である菊名を中心に、大倉山エリアを含めて積極的な活動を行って知名度を上げました。

また、日吉本町を地盤とする3期目のさかい誠氏や、小机や新羽エリアで知名度の高いベテランの佐藤ひろふみ氏とともに区内で票を分け合い、自民党は立候補した3氏全員が当選を果たしました。

一方、立憲民主党は、5期目を目指す大山しょうじ氏をはじめ、かつて港北区で出馬経験を持つ大野拓夫さんの妻でもある新人・大野トモイ氏と、引退する川口珠江(たまえ)議員(4期、日吉)の後継者として、元教員の新人・ひがき明宏氏の計3氏を公認。

大山氏は区内全域で広い支持を集め2位、日吉や綱島エリアなど市街地での運動を積極的に展開した大野氏も6位で当選したものの、労働組合などの組織を中心に浸透を図ったひがき氏が議席を獲得できず、立憲民主党は2議席にとどまりました。

前回トップ当選の白井まさ子氏(共産党)は4位で、前回5位の望月やすひろ氏(公明党)は今回も同順位で手堅く議席を守り、4選を果たしました。

また、唯一の無所属候補として3選を目指したとよた有希氏は、妙蓮寺や菊名エリアに拠点を置いて地道な活動を続け、政治活動に制約の多い無所属ながら前回に続き8番目に滑り込みました。

一方、国民民主党の公認を得て2選を目指した酒井亮介氏は、“旧民進党系”の候補者が乱立するなかで議席を守れず、かつて中区から出馬して2期にわたって市議をつとめた経験を持つくしだ久子氏(日本維新の会)は港北区では票を伸ばせず、幸福実現党から出馬した新人の山田よしあき氏は支持を広げることができませんでした。

当選者と各候補者の得票数は次の通り。

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2019(平成31)年4月7日投開票・横浜市会議員選挙
(投票率41.39%:定数8)

  1. 16,792:福地しげる(福地茂)(45歳/菊名/自由民主党新人)=初当選
  2. 12,964:大山しょうじ(大山正治)(50歳/篠原東/立憲民主党現職)=5選
  3. 12,825:さかい誠(酒井誠)(57歳/日吉本町/自由民主党現職)=4選
  4. 11,973:白井まさ子(白井正子)(59歳/高田西/日本共産党現職)=4選
  5. 11,566:望月やすひろ(望月康弘)(58歳/大倉山/公明党現職)=4選
  6. 11,069:大野トモイ(大野知意)(40歳/日吉本町/立憲民主党新人)=初当選
  7. 10,721:佐藤ひろふみ(佐藤祐文)(56歳/小机町/自由民主党現職)=7選
  8. 8,740:とよた有希(豊田有希)(43歳/菊名/無所属現職)=3選
  9.  6,332:酒井亮介(46歳/綱島西/国民民主党現職)
  10.  5,743:くしだ久子(串田久子)(53歳/保土ケ谷区川島町/日本維新の会新人)
  11.  5,655:ひがき明宏(檜垣明宏)(56歳/綱島西/立憲民主党新人)
  12.    563:山田よしあき(山田義明)(58歳/大倉山/幸福実現党新人)
  • 無効票:2,409

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(※)満年齢・住所(番地等省略)・党派は選挙管理委員会へ届出によるもの、敬称略
(※)この記事は「横浜日吉新聞」にも同時掲載しています

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【4/7(日)投票】12人が立候補し4人が落選する激戦港北区の「横浜市議選」(2019年3月30日)

【参考リンク】

統一地方選挙(平成31年4月7日執行)(横浜市選挙管理委員会)

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