地域に貢献している企業を“ヨコハマの宝”として認定する横浜市独自の「横浜型地域貢献企業支援事業」で、港北区の企業からは新羽町と新横浜1丁目の2社が「10年表彰」を受け、区内3社が新たに今年度(2018年度)の認定を受けました。
横浜型地域貢献企業とは、社会的責任(CSR)と地域に密着した経営を行っている企業を横浜市(経済局・横浜企業経営支援財団)が認定する制度で、2007年度から行われています。
認定に際しては、ボランティアなどによる地域社会への貢献度をはじめ、事業における地元企業の優先選定や地元ブランドの販売、女性の活躍促進や高齢者・障害者の積極雇用、ISOなどの認証取得といった基準によって行っており、認定された企業は、市による広報支援や低利の融資などを受けることができる仕組みです。
今回、長年にわたり取り組みを継続している「10年表彰」を受けたのは、新羽町で各種梱包箱や紙製品の製造販売を行うニッパ株式会社と、東証一部上場の日総工産(新横浜1)が障がい者雇用のために設けた子会社の日総ぴゅあ株式会社で、両社とも10年前の2008年に認定企業となっています。
また、今年度は港北区内から以下の3社が新たに認定を受けており、これで区内の認定企業は45社となりました。
- 蒲工(かばこう)株式会社(北新横浜2):近隣の医療機関の災害防止活動に事業者として自主参加することで、地域住民の安全・安心な暮らしをサポートしている。
- 株式会社荏原(えばら)製作所 神奈川支店(新横浜1):東京都大田区が本社。横浜市との下水道施設(主要機器)に関する災害時応急措置協力協定の締結や、帰宅困難者支援セットの常備により、住民の生活被害最小化に努めている
- 株式会社佐藤環境整備(高田町):「ハマロード・サポーター」として清掃活動に取り組んでいるほか、従業員に必要な資格取得を全額会社負担で支援し、品質の向上に努めている
(※)選定理由は横浜市の発表によるもの
また、前年度(2017年度)までに選定を受けている区内企業は以下の42社です。(50音順)
- 株式会社アイキン電機工業(小机町)
- 旭建設株式会社(新吉田東3)
- アドバンスドプランニング株式会社(新横浜2)
- 株式会社インテリジェントシステムズ(新横浜1)
- 株式会社栄港建設(北新横浜2)
- 株式会社エス・エイチ インターナショナル トレーディング(新横浜1)
- 株式会社荏原精密(箕輪町2)
- 株式会社エルテック(新横浜3)
- 株式会社オースズ(新吉田町)
- 株式会社川上工務店(菊名6)
- 窪倉電設株式会社(小机町)
- 河野建設株式会社(日吉本町2)
- 港北工業株式会社(新羽町)
- 国際通信企画株式会社(新横浜1)
- 国際ビルサービス株式会社(新横浜2)★2017年度「10年表彰」
- 株式会社サクライ(新羽町)
- 株式会社さくら樹脂(樽町4)
- 株式会社サンエス(新吉田東8)
- 株式会社サンケイエンジニアリング(新横浜2)
- 株式会社シビックロード(新吉田町)
- 新光建設株式会社(大豆戸町)
- 株式会社新日本環境(樽町1)
- 有限会社鈴木機械彫刻所(樽町2)
- 株式会社タスクフォース(新横浜2)
- 株式会社哲英(新横浜3)
- 株式会社トーエル(高田西1)
- 奈良建設株式会社(新横浜1)
- 奈良造園土木株式会社(新横浜1)
- 日機道路株式会社(新横浜1)
- 日総ぴゅあ株式会社(新横浜1)★2018年度「10年表彰」
- ニッパ株式会社(新羽町)★2018年度「10年表彰」
- 株式会社バネックス(新羽町)
- 藤沢造園株式会社(篠原西町)
- 扶桑電機株式会社(新横浜2)
- 北友建設株式会社(菊名1)
- 株式会社本多組(新吉田町)
- 三由工業株式会社(篠原東2)
- 株式会社ヤマソウヨコハマ(篠原町)
- 夢工房だいあん株式会社(綱島西1)
- 横浜交通開発株式会社(新横浜3)
- 有限会社横浜精密(新吉田町)
- yh株式会社(新横浜3)
(以上42社)
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【参考リンク】
・横浜型地域貢献企業 横浜のCSRを代表する「プレミアム企業」2社、10年表彰26社、新規認定 企業27社が決定しました(2019年3月14日、横浜市経済局)
・地域貢献に携わっている商店や企業の皆さんが主役の認定制度「横浜型地域貢献企業支援事業」(横浜企業経営支援財団)