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男女がともに働きやすい職場環境づくりを積極的に進めている中小企業を認定する「よこはまグッドバランス賞」で、2018年度の認定企業・団体139社が決まり、「7回継続賞(旧ゴールド賞)」を受賞した6社のうち3社を港北区内企業が占めたほか、過去12回の認定が行われたなかで、今回で10回目の認定を受けた法人もありました。

2018年度の「よこはまグッドバランス賞」制度紹介パンフレット(横浜市政策局のページより)

「よこはまグッドバランス賞」は、市内の中小企業(従業員数300人以下)や事業所、NPOなどの企業・団体にワークライフバランス(仕事と生活の調和)を促すため、横浜市が2008(平成20)年に初めて10社を認定したのが始まりで、長時間労働の是正をはじめ、仕事と育児・介護の両立支援女性管理職の積極登用などを行っている企業を対象として、以後1年ごとに認定を行っており、今回が12回目となります。

同賞に認定された企業や団体は、市の業務で受注機会が増えたり、市の中小企業融資制度では優遇金利が適用されるといったメリットが得られるほか、認定事業所のイメージアップにつながるよう、市が広報誌や公式サイト上で積極的なPRを行い、事業者側も認定を示すロゴマークを使うことができるようになります。

2018年度の認定には過去最多となる市内166社から応募があり、審査を経て139社が認定事業所となっています。これまでに7回の認定を受けた「7回継続賞(旧ゴールド賞)」(6社)には、港北区から以下の3社が受賞しました。

  • 株式会社ダッドウェイ(新横浜2丁目共立新横浜ビル、白鳥公彦社長、海外ブランドの育児用品販売など)
  • ニッパ株式会社(新羽町1508=新羽小学校入口交差点近く、秋本りつ子社長、ダンボール包装の企画や製造)
  • メディカルフードサービス株式会社(新横浜3丁目新横浜第一生命ビルディング、松島宏和社長、病態食の企画や製造)

また「3回継続賞(旧シルバー賞)」(20社)には港北区から1社が受賞しました。

  • 河野建設株式会社(日吉本町2、河野良典社長、総合建設業)

北新横浜駅近くにある医療法人社団ゆうあい会「ゆうあいクリニック」は10回目の認定となった

このほか、認定企業のなかでは、北新横浜1丁目でがん検査などを行う「ゆうあいクリニック」を運営する医療法人社団ゆうあい会(片山敦理事長)は、今回で10回目となる認定となり、港北区内企業・団体では最多とみられます。

また、新横浜1丁目のサンハマダビルに本社を置き、米国のファッション通販ブランド「LANDS’END(ランズエンド)」を展開する日本ランズエンド株式会社(稲辺裕樹社長)は9回目の認定となりました。

2018年度認定の有効期間は2019年1月1日から2020年12月31日まで

【参考リンク】

よこはまグッドバランス賞に139社を認定!特別賞2社、継続賞33社を表彰します(横浜市政策局、2018年度)

医療法人社団ゆうあい会「ゆうあいクリニック」(北新横浜)※10回認定

日本ランズエンド株式会社(新横浜1)※9回認定

株式会社ダッドウェイ(新横浜2)※7回認定(表彰)

ニッパ株式会社(新羽町)※7回認定(表彰)

メディカルフードサービス株式会社(新横浜3)(表彰)

河野建設株式会社(日吉本町2)※3回認定(表彰)