横浜市などは、来年のラグビーワールドカップ(W杯)と東京2020オリンピックでのサッカー競技の開催に向け、日産スタジアムでテロ対策訓練をあす(2018年9月)12日(水)午後に行います。
今回の訓練では横浜市の総務局危機管理室などをはじめ、神奈川県警や港北警察署、横浜市消防局と港北消防署、港北消防団、横浜労災病院をはじめとした医療機関、横浜市体育協会などが参加。岩崎学園の横浜医療情報専門学校と横浜実践看護専門学校(いずれも新横浜)、米海軍日本管区司令部がエキストラとして協力するといいます。
当日は、「ラグビーW杯の試合開始2時間前に日産スタジアム東ゲート広場で犯行グループが放火や車両の暴走、拳銃の発砲を行い、多数の負傷者が発生した」との想定で訓練を開始。消防隊による避難誘導や初期消火活動、ヘリコプターによる情報収集活動、警察機関によるテロ実行犯の制圧活動、消防や医療機関によるトリアージ活動などが行われる予定です。
開催は14時30分から15時30分まで東ゲート広場で、訓練の観覧も可能とのことです。
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・消防や警察など港北区中心の6機関、11/1(水)に日産スタジアムでテロ対策訓練(2017年10月31日、訓練は定期的に複数回実施されている)
【参考リンク】
・ラグビーワールドカップ2019 東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に向けたテロ対策合同訓練を実施します(横浜市総務局、2018年9月12日開催)