北新横浜駅近くで建設中の専門学校は、中学校卒業者向けの「高等専修学校」として、調理師免許を取得するコースやIT関連の情報高等科を設ける計画であることがわかりました。学校法人野田鎌田学園(千葉県野田市)が明らかにしたもので、現在は来年(2019年)4月の開校に向け、監督官庁に認可申請中の段階だといいます。
同学校法人は、千葉県野田市で「野田鎌田学園高等専修学校(旧「野田鎌田学園」)」を80年にわたって運営しており、現在は中学卒業者を対象とした3年制の「調理高等科」と「情報高等科」を設置。「千葉県野田市と同じ内容の高等専修学校を北新横浜でも設ける予定」(同学校法人)とのことです。
同地は、北新横浜駅前にある大型スーパー「エスポット」の裏手。宮内新横浜線沿いにあった600平方メートル弱の駐車場に、6階建ての建物を今年(2018年)11月末までに完成させる計画となっています。
横浜市建築局に提出した建物の環境性能評価を行う「CASBEE横浜」の資料によると、平均居住人数は「390人」となっており、300人以上の生徒が通う可能性があります。
北新横浜駅は、新羽高校の最寄駅(徒歩約12分)として同校生徒の利用も目立ちますが、開校後は野田鎌田学園の生徒も使うことになるほか、至近の新羽車両基地にはスポーツ施設のオープンも予定しているため、同駅の利用者は増えることになりそうです。
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