【注意:2018年の記事です。最新情報はこちらをご覧ください】最大来場者数は10万人との予測も――。今週(2018年7月)26日(木)夜(19時15分打ち上げ開始)に日産スタジアム周辺で初めて行われる「新横浜花火大会」(同実行委員会主催)に向け、当日の混雑に交通機関が警戒を強めています。
新横浜と小机の会場最寄り駅を抱えるJR東日本では、最大で10万人が訪れると予測し、臨時列車の増発も計画。綱島駅や新羽駅と会場最寄りを経由して新横浜を結ぶ「綱72系統」を運行する東急バスは、夜間は会場付近を経由しない形での“短縮運転”を予定しています。
「当初はもう少し大掛かりな構想だった」(関係者)とも言われる今回の花火大会。付近の警備や交通機関の混雑などを懸念した関係機関からの要請もあり、打ち上げる花火の大きさを抑え、打ち上げ時間も30分程度とし、開催日も平日に設定。
この日は、日産スタジアムはもちろん、横浜アリーナでもイベントが行われないことに加え、市内中心部の横浜スタジアムでのプロ野球開催もありません。また、この時期は鶴見川が増水して新横浜公園へ流れ込んだ記録もないといいます。
当初、来場者は5万人程度と予測されていましたが、日産スタジアム内の有料席「4階リンク席」がすでに売り切れ、新横浜プリンスホテルでは宿泊やレストランなどの花火観賞プランが早々に満席となるなど、注目は高まっている様子。会場から比較的近い「IKEA(イケア)港北」(都筑区折本町)では屋上駐車場の一部を観覧者のために開放するといいます。
日産でのサッカーやライブ開催時よりも警戒
一方、初めとなるイベントだけに、交通機関では日産スタジアムでのサッカーやライブイベントの開催時以上に警戒を強めています。
横浜線を運行するJR東日本は、最大来場者数を10万人とはじき、当日は15時から19時と20時から23時までの時間帯に菊名や新横浜、小机の各駅で入場制限を行う可能性を告知。20時から21時15分の間には菊名・東神奈川駅方面へ向けた臨時列車の運転も計画しています。
東急バスは、花火大会会場の最寄りである「日産スタジアム前」を経由して綱島駅や新羽駅、新横浜駅を結ぶ「綱72系統」について、綱島駅17時41分発、新羽駅17時59分発(日産スタジアム前18:07着)、新横浜駅は18時24分発(日産スタジアム前18:27着)を日産スタジアム前まで行く“最終便”とし、以後は最終便まで新羽駅と綱島駅の間で“短縮運転”を行う予定です。
会場は、日産スタジアム周辺の新横浜公園内となっており、打ち上げ場所に近い鶴見川に近いエリアが有料席で、日産スタジアムの周辺を無料エリアに設定。
多くのエリアは小机駅のほうが徒歩12分~15分と距離的には近いものの、花火大会終了後は夜間の新横浜公園内を歩くことになるため、人の流れに付いていかないと道が分かりづらい場合があります。
新横浜駅(徒歩17分~20分)を利用する場合は、終了後に入場制限が行われる可能性が高いため、横浜線と直結する「篠原口」の改札を利用するのがよさそうです。また、通勤・通学で横浜線を利用する際は混雑時間帯にご注意ください。
(※)見出し左の写真は花火大会のイメージ
【当日の写真】
【関連記事】
・港北区で19年ぶり「花火大会」、7/26(木)に鶴見川沿いの新横浜公園から4000発(2018年6月11日、記事下部に開催当日のレポートあり)
【参考リンク】
・7月26日(木)開催「新横浜花火大会」の有料席販売ページ(チケットぴあ)
・綱島駅から新横浜行「綱72系統」(四ッ家・新羽駅経由)時刻表(東急バス、※「横」印が新横浜駅行、花火大会当日は綱島駅17時41分発が最終、以後は新羽駅前止まり)
・新横浜駅から日産スタジアム前経由・綱島行の「綱72系統」時刻表(東急バス、※花火大会当日は新横浜駅18時24分発が最終、以後は運転なし、日産スタジアム前まで所要3分)
・新横浜駅の構内図(JR東日本、篠原口へは「忘れ物承り所・鉄道警察」と書かれた階段を下り、さらに横断地下道を経由してアクセスすることが可能)
・新横浜公園の全体マップ(新横浜公園、打ち上げは地図左上の「第一運動広場」付近から行われる)
・会場付近のグーグルマップ(「有料エリア」は鶴見川寄り、「無料エリア」は日産スタジアム・日産フィールド小机寄りに設定)