新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト
第10回目となる「港北美術区民会展」の案内。同会が設立された2009年より毎年開催されてきた(港北公会堂の案内ページより)

第10回目となる「港北美術区民会展」の案内。同会が設立された2009年より毎年開催されてきた(港北公会堂の案内ページより)

港北区内で美術を通じ、地域に密着しながら教育・芸術・文化支援を行う目的で活動する「港北美術区民会」は、きょう(2018年6月)20日(水)から23日(土)10時から18時(初日は13時より、最終日は16時)まで、港北公会堂2階(大豆戸町)で「第10回港北美術区民会展」を開催します。

2009年の設立以降、毎年行われてきた同展示会では、現在、約50名という港北区内の会員の中から希望者が作品を出展、絵画や写真、ステンドグラスなどの作品展示を行います。

今回出展される会員のうち27作品は、会員やその家族によるもので、中には未就学児のクレヨン画も。地域の障がい者団体の作品も別に展示する予定です。

地元・横浜での活躍のみならず、モナコ公国やベトナム、ドイツ、フランス、イタリアといった海外からの評価も得た会長の佐々木義文さん(日吉在住)が同会を牽引(けんいん)。

「港北美術区民会」のメンバーを設立以来牽引してきた会長の佐々木義文さんによる出品作品(同会提供)

「港北美術区民会」のメンバーを設立以来牽引してきた会長の佐々木義文さんによる出品作品(同会提供)

「自身、作品を仕上げねばならない頃、海外・バルト三国でのスケッチ旅行中に、予期せぬ事故で大けがをしてしまったのです。異国の地での入院治療は、大変に辛いものでした。しかし、会員らの励ましもあり、無事に帰国。治療しながらなんとか作品を仕上げることができました。区民である会員の、“生きがい”となる、それぞれの想いをたくさんに詰め込んだ、1年に一回の発表の機会。ぜひ会場へお立ち寄りください」と、同展覧会への来場を呼び掛けます。

なお、6月22日(金)16時からは、優秀絵画(新人賞・努力賞・会長賞・区長賞)の表彰式を実施予定で、一般の来場者も参加が可能です。

同会の会員も現在募集中(年会費3500円)とのこと。「会員は、作品の発表や情報交換会、食事会や旅行などの親睦行事を通じ、日々交流を深めています。“美術を通じた交流や地域貢献”に興味がある方はぜひお問い合わせください」(佐々木会長)とのことです。

【関連記事】

<港北美術区民会>創設者の会長・佐々木義文さん、世界的評価で活躍中(2018年2月12日)

【参考リンク】

第10回港北美術区民会展~イベント情報(横浜市 港北公会堂)