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新横浜1丁目の事業所跡地(5月27日)

新横浜1丁目の「新幹線高架側エリア」で今年春までに解体された事業所跡地では、ドイツの自動車メーカー「ポルシェ」の日本法人が社員などへの技術研修を行うトレーニングセンターを建築するとみられます

同地はこれまでアート引越センター横浜支社の一部として使われたり、直近ではアラマークユニフォームサービスジャパン横浜事業所の仮移転先となったりしていましたが、今年1月下旬から解体工事が行われていました。更地となった現在は「(仮称)新横浜1丁目PJ新築工事」との名称で大和ハウス工業の看板が掲げられています。

新横浜1丁目で2019年1月の完成を目指すポルシェの新「トレーニングセンター」のイメージ(ニュースリリースより)

日本法人のポルシェジャパン株式会社(東京都港区)は、新横浜3丁目の横浜アリーナや港北警察署に近い位置で、既に2002年7月からトレーニングセンターを運営しており、国内販売店の技術研修や人材育成の拠点として活用してきました。

新横浜1丁目に新設するトレーニングセンターは、電気自動車や自動車のデジタル化に対応するため、3丁目の現施設と比べて延床面積で約4倍の規模に拡大するといいます。ポルシェジャパンによると今月(2018年5月)30日に着工し、来年1月の完成を目指す方針。3丁目の施設は閉鎖する方針です。

新横浜1丁目の環状2号線沿いには、ポルシェの正規販売店である「ポルシェセンター横浜」(インプロブ株式会社運営)が開設されており、こちらでは一般向けに展示販売が行われていますが、新トレーニングセンターには一般向けの施設などは併設されないとのことです。

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【参考リンク】

ポルシェ ジャパンが新トレーニングセンターの開設を決定(ポルシェジャパン株式会社)

ポルシェトレーニングセンターの案内(新横浜3丁目、構造機能研修や故障診断研修、分解整備研修などを実施。ポルシェファイナンシャルサービスジャパン株式会社)