リクルートグループの住まいカンパニーが2010年から毎年発表している「住みたい街ランキング(関東編)」の2018年“駅ランキング”で、前年は101位以下だった新横浜が94位に浮上し、同じ港北区内の日吉(98位)や綱島(144位)を抜いて区内ではトップとなりました。
同ランキングは東京や神奈川、埼玉、千葉、茨城の各都県に居住する20歳から49歳までの7000人(うち神奈川県は1006人)を対象にWebアンケート形式で選んだもので、前回(2017年)と前々回(2016年)の調査では新横浜は101位以下の圏外でした。
ところが今年の新横浜駅は、広尾(東京メトロ日比谷線)や南浦和(JR京浜東北線)、 元住吉(東急東横線)とともに94位に入り、同じ区内ではランキングの“常連”だった日吉駅は98位に沈み、初めて100位以下が公開されたなかで、綱島は144位となっていました。
これまでビジネスや交通の中心地として知られていた新横浜が居住地としても認識され、2023年3月までの相鉄・東急直通線の開通も控え、期待が高まっているとみられます。
ただ、神奈川県民に限定して聞いたランキングでは、日吉駅が区内で唯一26位に入った一方で、新横浜駅は公開されたなかには入っていません。かつて交通やビジネスの中心地として知られた横浜駅が「住みたい街総合ランキング」のトップに今回初めて輝いたように、これから「居住地」としての知名度が向上し、交通の便が高くなることで、新横浜駅も将来的にランキングが大きく上昇していく可能性もあります。
【参考リンク】
・2018年「住みたい街ランキング」1位は、東京都ではないあの街に!?(SUUMO、2018年2月28日)
・SUUMO住みたい街ランキング2018 関東版~総合1位は「横浜」(PDF、リクルート住まいカンパニー)