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肺がんや脳についての「知っておきたい」治療法や検査法を学べます。横浜労災病院(独立行政法人労働者健康安全機構)は、恒例となった第15回目の市民公開講座「知って得する健康講演会~肺がん治療と脳ドック・知っておきたい治療法・検査法について」を、来週(2018年)1月19日(金)14時(開場13時30分)から16時まで、横浜ラポール内のラポールシアター(鳥山町・各線新横浜駅から徒歩約10分)にて開催します。

第15回市民公開講座「知って得する健康講演会」のチラシ(横浜労災病院提供)

第15回市民公開講座「知って得する健康講演会」のチラシ(横浜労災病院提供)

当日のプログラム前半は、「肺がん治療の最前線」をテーマに、同病院・呼吸器内科の伊藤優部長呼吸器外科の山本健嗣副部長放射線治療科の松井とにか副部長が講師として登壇。

内科的な「抗がん剤」によるアプローチ、外科的な治療や手術、また放射線を照射してがんを小さくしていく治療法といった3つのパターンの、“治療現場での最前線”に迫る講演が期待できそうです。

後半は、「脳ドックのすすめ」。最新のMRI検査頸動脈(けいどうみゃく)エコーなどを行い、脳の病気を早期に発見することができるといわれる脳ドック。

同病院・脳神経外科の松永成生副部長が、自覚症状のない脳の病気を発見しやすくなるという脳ドックのメリットを説明するほか、今後増加が懸念されている認知症をいかに発見・診断するのかという試みについても解説する予定です。

“超”少子高齢化社会が迫るといわれる日本社会。団塊の世代が後期高齢者となる「2025年問題」も迫るなか、がん治療にどのように立ち向かうか、またどのように日頃見つけにくい脳の病気と対峙(たいじ)するのかを考えるきっかけとしても注目を集める講演会となりそうです。

開場の定員は300名、参加費は無料、事前申込は不要。参加者多数の場合は先着順。「どなたでも参加できます。たくさんの皆様のご参加をお待ちしています」と、同病院・地域医療連携室の担当者は、当日の多くの来場を呼び掛けています。

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【参考リンク】

横浜労災病院のサイト

肺がん5年生存率(同院のページ)

健康管理センター(脳ドック)(同院ページ)

横浜ラポールへのアクセス(同施設の交通案内のページ)