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赤色立体地図(せきしょくりったいちず)」と呼ばれる話題の新しい地形表現技法によって映し出された小机や鶴見川の姿とは――。今週(2017年11月)4日(土)13時30分から鶴見川流域センター(小机駅徒歩10分)で「大地の凸凹(おうとつ)から小机(鶴見川中・下流域)の防災を考えよう!」と題した講演会が行われます。

鶴見川流域センターで11月4日(土)に行われる「大地の凸凹(おうとつ)から小机(鶴見川中・下流域)の防災を考えよう」のチラシ(TRネットのサイトより)

赤色立体地図はそこにある地形を1枚の地図で立体的に見える表現技法であり、「驚くほどに地形がわかる21世紀のマップスタンダード」(アジア航測)だといいます。今回、講師として招かれるアジア航測総合研究所の千葉達朗さんは、赤色立体地図の“伝道師”といえる存在で、NHKの人気紀行バラエティ番組「ブラタモリ」にも出演し、注目を集めました。

講演では、千葉さんが赤色立体地図の活用法を基礎的な部分から紹介。これを受け、鶴見川の専門家である慶應義塾大学名誉教授の岸由ニさんが「大地の凸凹と水害って関係ある!~流域や鬼怒川の水害の発生について」と題し、地形と水害の関連性を説きます。

時間は13時30分から16時まで、入場は無料ですが事前に鶴見川流域センター(電話またはFAX)への申し込みが必要です。参加者には鶴見川流域の赤色立体地図がプレゼントされるとのことです。地図好きには必見の講演となりそうです。

【参考リンク】

11月4日(土)13時30分~「大地の凸凹(おうとつ)から小机(鶴見川中・下流域)の防災を考えよう」(TRネット、チラシとFAX申込用紙も)

赤色立体地図(Red Relief Image Map)について(アジア航測総合研究所)

ブラタモリの「アレ」、赤色立体地図って何?(朝日新聞出版「.dot」、2015年10月31日)