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今年2月に日産スタジアムで行われた大規模な国民保護共同訓練の様子

東ゲート広場で車両が暴走し負傷者多数発生――。そんな想定によるテロ対策訓練が今週(2017年11月)1日(水)に日産スタジアムで行われます。2019年のラグビーワールドカップ(W杯)や翌2020年の「東京五輪」を控え、同スタジアムでは2月に行われた県の国民保護共同訓練に次ぎ今年だけで2度目となります。

今回の訓練では、日産スタジアムや済生会横浜市東部病院(鶴見区)、港北警察署・神奈川県警察(機動隊など)、港北区役所、港北消防団、港北消防署・消防局(機動特殊災害対応隊など)の港北区を中心とした6機関が参加。

今回11月1日の訓練では港北区に関係する機関が中心となって行われる

「日産スタジアム東ゲート広場で車両が暴走し、車両から降りた犯人が刃物を振り回し暴れる」「確保した犯人が爆発物及び不審物を設置していたことが判明」という想定のもと、負傷者約30名の集団救急事故への対応や各機関と連携した救助やトリアージ活動などの訓練が行われます。

日産スタジアムと横浜アリーナ、新横浜駅を抱える港北区は、大型イベントが頻繁に行われるなど多数の人が集まる機会が多いだけに、各機関の連携を確かめる意味でも重要な訓練となりそうです。

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日産スタジアムでの「爆破テロ」想定し共同訓練、市や県などが2/9(木)に(2017年1月17日、当日の写真レポートも)

<神奈川県警・東急菊名駅>港北区内の駅をテロから守る、不審物対応で初の訓練(2016年12月1日)

【参考リンク】

日産スタジアムで6機関によるテロ対策合同訓練を実施(横浜市消防局港北消防署)