新横浜2丁目の「新横浜WNビル」に本社を置くキタムラ(カメラのキタムラ)は、TSUTAYAなどを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が筆頭株主になると発表しました。
キタムラはこれまで、北村正志代表取締役会長兼CEOが社長をつとめる株式会社キタマサ(川崎市麻生区)が筆頭株主(12.32%)でしたが、CCCがキタマサなどから株式を取得し、これまでに所有している5.58%を合わせ、全株式の29.7%を取得する予定です。
これにより、同社の株主構成は筆頭のCCCをはじめ、2位は富士フイルム(8.13%)で3位がキタムラ従業者持株会(4.78%)、4位は四国銀行(4.01%)、5位がキヤノンマーケティングジャパン(3.54%)となりました。
キタムラとCCCは2013年8月から資本業務提携を行っており、今後はさらに踏み込んで、「キタムラ既存イメージングビジネスの収益性向上及び両社のイメージングビジネスの付加価値化」や「キタムラの店舗網の再構築及び新業態開発」「両社のデータベースを活用したオムニチャネル(リアル店舗とインターネット店舗の販売融合)戦略の加速」を行っていくとしています。
【関連記事】
・これだけの企業が本社を置く新横浜、覚えておきたい港北区内の主要50社(2016年11月20日、キタムラは区内で10番目の売上規模)
【参考リンク】
・資本業務提携、第三者割当による新株式発行、株式の売出し並びに主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ(PDF、キタムラ、2017年5月15日)
・フォトライフの提案力強化に向けた株式会社キタムラとの資本業務提携に関するお知らせ(カルチュア・コンビニエンス・クラブ、2017年5月15日)