区内の「環状2号線」(師岡町~大豆戸町~新横浜~鳥山町)で交通事故数が突出しています。港北警察署によると、今年(2017年)3月までに同路線では22件の事故が発生しており、区内主要道路ではトップの多さ。今年3カ月間だけで昨年事故数の3割にあたる数字です。
港北区内では、環状2号線と「綱島街道(東京丸子横浜線)」(日吉~綱島~大倉山~菊名)、「横浜上麻生線」(岸根町~鳥山町~小机町)の3路線が常に事故件数でベスト3を占めており、2016年は綱島街道が77件でトップ、それに環状2号の71件と横浜上麻生の56件が続いています。
今年は3月までに区内で218件(負傷者244人、うち4人が重傷)の交通事故が起きており、これは前年同時期と比べて14.7%増の数字。このなかでは環状2号が22件で突出しており、綱島街道が14件、横浜上麻生は13件などとなっています。
町名別の発生数で見ると、横浜上麻生線が通る小机町が18件、環状2号も含め両道路が通る鳥山町も18件で2町内がトップとなり、新羽町の16件、新横浜の15件が続いています。
昨年、港北区内の交通事故数は前年(2015年)と比べて5.7%増えました。今年は、昨年の数値を更新しそうな勢いで発生しているのが心配なところです。
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・事故多発の「環状2号線」、新横浜・師岡町エリアで午前中に取り締まりを強化(2016年9月21日)
【参考リンク】
・2017(平成29)年の港北区内交通事故件数(港北警察署)
・2016(平成28)年の港北区内交通事故件数(港北警察署)