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新横浜駅(右に見えるビル)の間近に位置する篠原城址

新横浜駅(右に見えるビル)の間近に位置する篠原城址

新横浜駅近くにある中世の山城「篠原城」跡を見学できる年に2~3回しかない機会が今月(2017年3月)26日(日)にあります。市民団体の「篠原城と緑を守る会」は恒例となる篠原城セミナーの参加者を募集しています。

同セミナーでは、普段は公開されていない篠原城址がある緑地内部を見学するほか、篠原城のなりたちをはじめ、城址が位置する篠原町表谷(おもてや)地区の自然と暮らし、篠原城と鎌倉城などをテーマに4氏が分かりやすく解説します。

篠原城セミナーのチラシ

篠原城セミナーのチラシ

時間は12時30分に菊名駅に集合後、1時間にわたって篠原城址を見学するほか、14時30分からは新横浜3丁目の会議室「マルハチコットンスクエア」へ移動し、講演会が16時30分まで行われます。参加は無料ですが、事前申し込みが必要。定員は先着100名で、例年すぐに定員が埋まるセミナーのため、応募が殺到する場合は抽選になる可能性もあるとのことです。

申し込みは往復ハガキに住所・氏名・人数・連絡先電話番号などを書いて16日(木)必着で「郵便番号222-0026 篠原町2754 長福寺気付 篠原城と緑を守る会」へ。

  • 篠原城とは:新横浜と大豆戸町、篠原町表谷地区の一帯にある「城山」に築かれたとされる室町・戦国時代の山城。城主は篠原代官の金子出雲だったとみられることから、金子城とも呼ばれています。江戸時代の城とは異なり、天守閣などはありませんでしたが、現在も区画された土地空間や土の城壁などの遺構を残します。「篠原城址緑地」として普段は立入禁止区域となっています。
篠原城址の位置図(グーグルアースより)

篠原城址の位置図(グーグルアースより)

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【参考リンク】

篠原城と緑を守る会の公式サイト