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「Fit Care DEPOT(フィットケアデポ)妙蓮寺店」(右)と12月31日に閉店した「さのや」(左)

改装する「Fit Care DEPOT(フィットケアデポ)妙蓮寺店」(右)と12月31日に閉店した「さのや」(左)

東横線の妙蓮寺駅前で店舗の閉鎖や改装などの動きが目立っています。駅舎正面口(商店街側)のドラッグストア「Fit Care DEPOT(フィットケアデポ)妙蓮寺店」(菊名1)が改装のため移転し、同店の左斜め前で古くから営業していた駅前の文具・タバコ店「さのや」(同)が昨年末(2016年12月)で店を閉じました。

港北区内を中心にフィットケアデポなどを約80店を展開する株式会社カメガヤ(新横浜2、亀ヶ谷博之社長)は、1950(昭和25)年に妙蓮寺で開業した「亀ヶ谷薬局」(当時)が源流と言われ、フィットケアデポの妙蓮寺店は、現在の基礎となった店舗です。

2月2日のオープンへ向けて準備が進む「妙蓮寺店別館」

2月2日のオープンへ向けて準備が進む「妙蓮寺店別館」

妙蓮寺店は来月(2017年2月)1日(水)の22時30分で閉店。その後、現在のビルは解体され、新たな店舗を建てるものとみられます。現在の駅舎横の店舗では、店内全品を2割引で販売しており、商品がほとんど残っていない状態です。

なお、同店では現店舗から約60メートル先に「フィットケアデポ妙蓮寺店別館」(「大蔵茶屋妙蓮寺店」跡)を設けて翌2月2日(木)10時から営業を開始するため、買い物ができなくなることはありません。

一方、「さのや」は昨年12月31日の閉店後はシャッターを下ろしていますが、タバコの自動販売機は稼働しており、灰皿も置かれたまま。駅前の“一等地”といえる場所だけに、今後はどのように活用されるのかに注目が集まります。

持ち帰り和風スープの専門店をオープンすると表明している「鴨屋そば香」の旧店舗

持ち帰り和風スープの専門店をオープンすると表明している「鴨屋そば香」の旧店舗

また、駅前の著名そば店「鴨屋そば香」の旧店舗(現在は近くに移転、中華そば店となり)では、持ち帰り和風スープの専門店「喜(七三つの字体)助(きすけ)」が近日中にオープンするとの紙が貼られており、連絡先には、そば香の電話番号が書かれていました。

【関連記事】

横浜の商店街対抗“ガチ”シリーズ、妙蓮寺の「鴨メンチ」は惜しくも2位に(2016年9月19日)

【参考リンク】

Fit Care DEPOT(フィットケアデポ)妙蓮寺店の紹介(カメガヤ)

「昭和25年、妙蓮寺駅前で開店した亀ヶ谷薬局」の写真(ページ下部、「とうよこ沿線」妙蓮寺駅前、街並み・店・客)

文具店「さのや」の紹介(妙蓮寺ニコニコ会)

「鴨屋そば香」の公式サイト

妙蓮寺駅の紹介(東急電鉄)