大雨が降って鶴見川が氾濫したら自分の家はどうなるのか――。浸水のエリアや規模などをまとめた「洪水ハザードマップ」を片手にシミュレーションしながら鶴見川を歩く「鶴見川ハザードマップ探検隊」(港北区主催)が来月(2016年11月)5日(土)の9時30分から12時まで小机駅の周辺で行われます。
このイベントでは、鶴見川を知り尽くす研究家の岸由二(ゆうじ)さん(慶應義塾大学名誉教授、NPO法人鶴見川流域ネットワーキング代表)を講師に招き、小机駅から新横浜公園の「多目的遊水地」の中まで歩きながら予想水深を測量棒で確認したり、鶴見川流域センターでは床地図で地形確認したりするだけでなく、最近の動向についてのレクチャーも受けられます。
今年8月22日には台風9号の影響で鶴見川の水があふれ、多目的遊水地に大量の水が流れ込んだばかりで、洪水はいつ起こるかわかりません。この機会に現地で学んでみてはいかがでしょうか。
小学生以上を対象に定員は30名。参加費は無料ですが、FAXやメールなどで事前の申し込みが必要です。雨天の場合は翌日に延期となります。
※この記事は横浜日吉新聞にも共通配信しています
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【参考リンク】
・2016年11月5日(土)開催「鶴見川ハザードマップ探検隊」について(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)※概要と申し込み用紙(PDF)はこちら